啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ヤマシャクヤク」

2014-04-23 15:32:20 | 庭の花木
「ヤマシャクヤク」 キンポウゲ科
「山が笑っている」と、友人のAさん。俳句では春の季語。草木が萌え、のどかで明るい春の山の様子。新緑も濃淡さまざまな彩があり、山全体が緑のグラデーションで美しく、本当に山が笑っているようだ。
ヤマシャクヤクは、高さ30cm位の多年草。和名は「山芍薬」で、山地に生え、全体がシャクヤクに似ていることに由来。夫の好きな花、ベスト5に入る。サンカヨウ、シラネアオイ、シナノキンバイ、そしてヤマシャクヤク。蕾はふんわりとやさしげで清楚。花は上を向いて開くが、咲いているのは、わずか3〜4日程度。レッドリストの準絶滅危惧に指定されているという。本来は、山地の林でひっそりと咲くのだが、友人の話によれば、山では、ほとんど見たことがないという。当家では、農協のグリーンセンターで求めたもの。乾燥した厳しい条件でも、毎年楽しませてくれる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする