啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

リュウキンカ

2010-06-15 08:09:10 | 山野草

早春の尾瀬の湿原。清潔な水芭蕉の白とリュウキンカの鮮やかな黄色が際立つ。
6月11日の尾瀬ヶ原は晴れで無風。残念ながら、水芭蕉もリュウキンカも成長
しすぎたものが多かった。今年は、遅い降雪や春の寒気などから、草花は遅れて
いると聞いているが、どうもそうばかりではないようだ。早いところと遅れてい
るところと差があるようだ。

リュウキンカはキンポウゲ科というが、葉の形などやや違う。独自の属を形成
しているから、当たり前かもしれないが違和感を感じるのは私だけだろうか。
水芭蕉ほどには注目されないが、春の尾瀬では存在感の高い植物だと思う。特に、
竜宮小屋周辺に咲くそれは、遠景の至仏山とよく似合う。
コメント
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