鹿俣山(1637㍍)の山頂近く。オオカメノキ(ムシカリ)が咲いていた。
白い特徴のある花が、青い空、赤城方面、上州武尊山の東側の山々に浮かび上
がっているように見える。山頂の北側は、ブナや白樺のような木々に囲まれ
展望がきかないがが、直ぐ北には武尊山が連なり、そのに奥には尾瀬の山、さらに
西には谷川の山々が見えるはず。良く見ると、残雪を残した山々がかすかに見える。
オオカメノキは小さな花の周りに、大型の白い「装飾花」があるのが特徴。
花はヤマアジサイやノリウツギに似るが外の花の花弁が1枚多い。葉は
ガマズミに良く似ている。山の春から初夏にかけての季節を彩る花のひとつ。