9月26日に1995年の「TREASURES」以来の山下達郎のベストアルバム「OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜」が発売され,初回限定版は「硝子の少年」,「希望という名の光」が入った ボーナスディスクが付き,Tシャツも期間限定で当たるというので早速買ってきました。
前回のベストアルバム「TREASURES」の時は,レーベルが違うために,シュガー・ベイブ時代の名曲「DOWN TOWN」やマクセル・テープのCM「RIDE ON TIME」も入れることができなかったようなので,本当の意味のベストアルバムが出たという感じですね。
山下達郎のシングルは,ベストテンに9曲しか入っておらず,「さよなら夏の日」は最高位12位,「高気圧ガール」で16位と,「LOVELAND, ISLAND」に至ってはシングルカットさえしてないというのに驚きますが,LP(古いなあ)いやアルバム中心に作っていて,今のようにシングルを出して,その後アルバムを出すという感じではないんですね。
オリコンのアルバムランキングでは,『OPUS』は,今週,見事に初登場1位になりました。
今回のアルバムタイトルの「OPUS」というのは「作品」という意味だそうで,クラッシック音楽の作品に使いことが多いようですが,さすが達郎さんは,謙虚でベストアルバムなのに,ただの作品(OPUS)というタイトルを付けるところが良いですね。
インタビューで「達郎さんの楽曲は,いつの時代でも幅広い層に受け入れられていますね」という問いに「それは多分,メロディがちょっときれいなのと,声質にそれほどクセがないので受け入れてもらいやすかったっていうことですよね」とこちらも謙遜して答えています。
確かに達郎さんの曲は,時代が経っても古くさくならないのが良いし,出した当時のアレンジでライブもやるし,今回のアルバムもレマスタリングしただけで,当時の音源をそのまま使っているのも,一つ一つ全力で作っているからなのでしょうね。
作り手が良いと思うものが誤解されずに伝わっている曲の典型が「クリスマスイブ」だそうで,二百数十曲の作品の中で,作詞,作曲,編曲,演奏,ボーカル,コーラス,そういう全ての段取りが一番うまくできた5本の指に入る中の1曲だそうです。
一方で,歌がひとたび出た後は,それを聴く人の意志が働いて,作り手が意図したのとは違う方向に曲が動き出すことはよくあり,震災の前に作った曲が震災後にその詩の内容から受け入れられている「希望という名の光」とかは,それの典型のようです。
インタビュー記事(ナタリーhttp://natalie.mu/music/pp/tatsuro02)で,音楽関係の人に好きな曲のベスト3を聞いているのですが,「RIDE ON TIME」のような有名曲もありますが,「PAPER DOLL」,「WINDY LADY」,「パレード」など地味目な曲も選ばれていました。
個人的には,シュガーベイブ時代から聴いているので,達郎さんのベスト3といっても選ぶのが難しいですが,すべてCMに使われた有名な曲でありきたりですが,「LOVELAND, ISLAND」,「RIDE ON TIME」,「クリスマスイブ」の3曲になりますかねえ。
私が,高校時代や大学入学当初にその音楽に熱中し,今でも聴き続けているアーティストで,最前線で今でもヒット曲を出しているのは,ユーミン,中島みゆき,山下達郎の3人くらいですが,3人とも凄まじい音楽へのこだわり持っているので,生き残っている気がします。
でも,最近,昔は見向きもしなかった「ちあきなおみ」さんの曲が好きになってきたのは,年のせいかなあと思います。
「OPUS」のジャケット

「OPUS」の中(その1)

「OPUS」の中(その2)

前回のベストアルバム「TREASURES」の時は,レーベルが違うために,シュガー・ベイブ時代の名曲「DOWN TOWN」やマクセル・テープのCM「RIDE ON TIME」も入れることができなかったようなので,本当の意味のベストアルバムが出たという感じですね。
山下達郎のシングルは,ベストテンに9曲しか入っておらず,「さよなら夏の日」は最高位12位,「高気圧ガール」で16位と,「LOVELAND, ISLAND」に至ってはシングルカットさえしてないというのに驚きますが,LP(古いなあ)いやアルバム中心に作っていて,今のようにシングルを出して,その後アルバムを出すという感じではないんですね。
オリコンのアルバムランキングでは,『OPUS』は,今週,見事に初登場1位になりました。
今回のアルバムタイトルの「OPUS」というのは「作品」という意味だそうで,クラッシック音楽の作品に使いことが多いようですが,さすが達郎さんは,謙虚でベストアルバムなのに,ただの作品(OPUS)というタイトルを付けるところが良いですね。
インタビューで「達郎さんの楽曲は,いつの時代でも幅広い層に受け入れられていますね」という問いに「それは多分,メロディがちょっときれいなのと,声質にそれほどクセがないので受け入れてもらいやすかったっていうことですよね」とこちらも謙遜して答えています。
確かに達郎さんの曲は,時代が経っても古くさくならないのが良いし,出した当時のアレンジでライブもやるし,今回のアルバムもレマスタリングしただけで,当時の音源をそのまま使っているのも,一つ一つ全力で作っているからなのでしょうね。
作り手が良いと思うものが誤解されずに伝わっている曲の典型が「クリスマスイブ」だそうで,二百数十曲の作品の中で,作詞,作曲,編曲,演奏,ボーカル,コーラス,そういう全ての段取りが一番うまくできた5本の指に入る中の1曲だそうです。
一方で,歌がひとたび出た後は,それを聴く人の意志が働いて,作り手が意図したのとは違う方向に曲が動き出すことはよくあり,震災の前に作った曲が震災後にその詩の内容から受け入れられている「希望という名の光」とかは,それの典型のようです。
インタビュー記事(ナタリーhttp://natalie.mu/music/pp/tatsuro02)で,音楽関係の人に好きな曲のベスト3を聞いているのですが,「RIDE ON TIME」のような有名曲もありますが,「PAPER DOLL」,「WINDY LADY」,「パレード」など地味目な曲も選ばれていました。
個人的には,シュガーベイブ時代から聴いているので,達郎さんのベスト3といっても選ぶのが難しいですが,すべてCMに使われた有名な曲でありきたりですが,「LOVELAND, ISLAND」,「RIDE ON TIME」,「クリスマスイブ」の3曲になりますかねえ。
私が,高校時代や大学入学当初にその音楽に熱中し,今でも聴き続けているアーティストで,最前線で今でもヒット曲を出しているのは,ユーミン,中島みゆき,山下達郎の3人くらいですが,3人とも凄まじい音楽へのこだわり持っているので,生き残っている気がします。
でも,最近,昔は見向きもしなかった「ちあきなおみ」さんの曲が好きになってきたのは,年のせいかなあと思います。
「OPUS」のジャケット

「OPUS」の中(その1)

「OPUS」の中(その2)

スゴイ。アルバムを出しましたねぇ。
♪サイダー~ッ。 ♪サイダー~ッ。 ちょっと、光がッ はぁはぁ~ん。
が好きだったりします。
昔,達郎のツアーで,CMだけのシングルレコードを売っていて,買ったのですが,どうしてもそれを欲しいという音楽関係の友人がいて,あげてしまいました。
CMのためにだけ書いた曲でも,良い感じの物がありますね。
いつに無くブログが長い
確かに、山下達郎、ユーミン、中島みゆきは今でも
小田和正や松山千春もいまも
いずれ、どなたの歌も聴きやすく、口ずさみやすい感じですが、最近は
最近のCDはDVD等のおまけ付きが限定として売られてるのを見ると、昔、限定ポスターを貰うために予約開始日にレコード店に
すごくって、あり得ない!アルバムと言う意味では、オーパーツかも(笑)
初めて買ったCDも達郎のものだったし,県民会館で行われる仙台のコンサートもほとんど行っているし,達郎の祖母が塩竃出身ということで,思い入れは強いかもしれません。
ポスターは,サンリツが一番くれたので,私も中学から高校の頃は,それを目当てにLPを買いました。
レコード会社を超えたベストなので,「場違いな工芸品」とは,確かに的を得ているかもしれません。
CD聴いているうちに,また達郎のコンサートに行きたくなりました。