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インプラント臨床医が考える歯周病治療、最後まで歯を大事にする臨床②

2007年10月11日 | Weblog
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インプラント治療をする目的は、残っている歯をとことんまで残せる事を目指すからです。
その為には、初期治療と言って、まず歯肉の炎症を徹底的に取り去る必要が有ります。
そして、どの歯を残せのるのか、残せないのか、その患者さんの生涯に関わる事まで考えて計画を立てなければ、医療人としては失格です。

私自身の個人的な考えでは、こう言う考えを例え患者さん自身が望まなくても、言葉を選んで伝えるべきであると考えます。
勿論、私もただの人間ですから、絶対に正しい事だけ出来て来ている訳では有りません。
しかし、真直ぐに患者さんの体の事、生涯の人生を通して考える事に掛けて真剣である事だけはどなたにも譲らない心構えが有ります。

天地神明に誓って、この誓いに嘘はありません。
もし私の意志、行動が天の意志に背くものであったなら、その時には、必ずわが身に報いが来る事でしょう。
それで一向に構いません。
真に、例えその患者さん自身のご希望とは添わなくても、現状の正確な把握をして頂く事は止められませんし、止めません。

その上で、治療計画には色々なやり方、ルートがあり、どれを選択するかは、話し合いで最終的には患者さんの決定でするしかない、とお話します。
その場合、私自身が承諾しかねる治療計画の場合は、お引取り願う事も有ります。
その方が望むルートでは、まず私が考える成果を出せないと予想出来る場合は、お引き受けする事が互いの不幸の元になると考えているからです。

患者さんの希望で、これは無理だろうと言う治療をする羽目になり、そうなると当然如何に全力を尽くしても、一時的にはそれなりに治せても、必ず又悪くなるものです。
伊達に20年以上一所懸命に勉強し、臨床を積んで来ていません。
残念ながら、患者さんは淡い希望を抱きます。
しかし、事実、現実は時に過酷です。

それでも、患者さんの希望を叶える為に、私は今一般的に行われている治療の先を読み、海外の学会にまで出かけて、救う道を求めて来ました。
10年前位までは、何処かにもっと腕の立つ凄腕DRがいてこの患者さんを救えるかも知れない、と物凄い悔しい思いをしていたものです。
しかし、最近は自分のしている事が何処にも前例のないものばかりに成り出して、後付けで私の臨床を証明するものが沢山出て来ているくらいです。
なので、自分では自身で開拓して行かねばならないと決意しています。

勿論、足りない部分がいっぱい有ります。
詳しくは説明し難いですが、専門分野の何を得意とするのかで、足りない点がまだまだあるのです。
それは自分自身が一番分かっています。
その穴を埋める為に、休みの度に色々とセミナーに出掛けているのです。

特に、恩師DRラムには大いに刺激を受けています。
私の源流とも言うべき治療を為さっていますが、枝分かれして、私は日本人向けに改良しています、いや、改良せざるを得なかった、と言うのが本音です。

彼を始め、数々の素晴らしいDR達のオペ見を私自身がして来ました。
そのことごとくが、歯肉の炎症は解決してからオペするのが常識でした。
どの患者さんの歯肉も綺麗で、炎症が治められていたのです。

これこそがインプラント治療だけでなく、自身の歯も大事にする治療の真髄であると、鈍な私でもあれだけ見せ付けられれば、理解出来ます。
真理は簡単です。
要するに、歯を支える土台部分の治療を疎かにする事では何も出来ない、しても成果が持続しない、と言う事なのです。

具体的に言うと、かのリンデが推奨しているように出来る限り早い時期に、少ない回数で歯石始め、歯肉に炎症を惹起している原因物を取り除く事です。
勿論、患者さん自身も心を入れ替えて、プラークコントロールに取り組んで頂かないと、絶対に治せません。
即ち、やる気のない患者さんは、どんな凄腕のDRでも救えないと言う事です。

残念ですが、患者さんの中にはインプラントで今までの諸悪をいきなり即解決出来て、楽になれると望んでいる方がいます。
こう言う患者さんが、時にお引取り願う患者さんです。

はっきり言って、インプラント治療して楽に成る事、メインテナンスフリー何もしなくて良い、何て事を考えているとしたら、そんな夢みたいな事は不可能ですよ、と言う事です。
インプラントが出来る事は、まず入歯と違い本当の歯のように噛める事、この事に尽きます。
審美審美と言い出したのは、それが出来ていなかったからの裏返しにしか過ぎない、と言う事に気が付いて欲しいのです。
端からチャンとそれなりに綺麗に治して来た私とかに言わせると、ちゃんちゃらオカシイ事態でしかありません。

究極の審美を目指すと言う美名の下、何度ものオペ、患者さんに苦痛を与える事には徹底的に闘います。
私は見える所を綺麗にして差し上げる、それをたった1回のオペでする事を目指す者です。
その基本は、まず歯肉の炎症、病状を徹底的に取り去る事、これしかありません。


*参照:http://www.km-implantcenter-matsumotoshika.com/
何度も公言しているが、有志にはオペ見を幾らでもして頂いている。
是非お越し頂きたい。
全ては患者さんの為、1発全治をお見せしよう。