煮こみや なりた＠代々木 「わたしから あなたへ」

お客を大切にしない
ヒドいラーメン屋で飲んで


その怒りが
今もまだ
冷めやらなくて



そもそも食べ物って
ゴローちゃんが言うように


モノを食べる時はね
誰にも邪魔されず
自由で　なんというか
救われてななきゃあ
ダメなんだ


ダメなんで


ダメなのだ



あなたは客の気持ちを
全然まるでわかっていない！！


天狗になるにも
ほどがある！！


高い高いと聞いてたが
鼻まで高いと
知らなんだ！！



あんた
イタリアンとか
フレンチとか
あちこち食べ歩いたことあんの？


そんなことを
ラーメン屋の店主に
問い詰められることがあるなんて
夢にも思ってなかったけど


高いことには意味があるんだよ　って
コ馬鹿にされることがあるなんて
夢にも思ってなかったけど





オマエ食べたことあんのか！？




そういうときは




こういう店のことを




思い出して




飛んでいきそうな風船のヒモを




今一度ギュッとにぎりしめながら




自分の中の神様を




タイセツにしながら




オマエ心を交わしたことがあんのか？




交わしたはずの心で


叫びたい


そんなヤツラは好きじゃない
オレはそんなにバカじゃない