日本にもともといなかった虫や動物がたくさん見つかっている・・とよく耳にする。
かまれると病気になるものや、日本古来の生き物を食べてしまうものもいるという。
日本は四方が海に囲まれているのに、どうしてやってくるのでしょうか・・・?
その地域のもともといないのに、人の移動などに伴なって新たに住み着いた静物を
「外来種」とう。 環境省が国内への影響から注目している外来種は約430種も
あるという。 そのすべてが悪さをしているわけではないとも・・。
(キウイフルーツやビワ、ニジマスなども含まれています)
環境省はそのうち、特に注意しないといけないものを「特定外来生物」として
122種指定しています。 2017年に騒動になり、これまでに12都府県で
見つかった「ヒアリ」もその一つです。 指定されると、家などでの飼育や栽培
保管や運搬が原則できなくなることが法律で決まっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/2e/e408c92612ea459e6e9830c44c31be7e.jpg)
外来種はどうして日本に入ってくるのか・・。 日本は海外からたくさんのものを
輸入しています。 その荷物に紛れ込んでいた生物が日本にやってくる。
大きな港や空港では、有害な生き物が入らないように調べる検疫をしているのだが
その目をかいくぐって入り込むことがあるんだそうだ。
日本が物をたくさん輸入する国や地域から外来種はやってくることが多い・・。
今は中国や東南アジアが発展していて物のやりとりが盛んになっているから、そこ
から外来種がくることがある。 問題になったヒアリも、その多くが中国の港か
ら運ばれてきた貨物の中から見つかっているんです・・。
外来種の問題は多くに3つあるという。
●1つは「固有種」といわれる日本にもともといる生き物を食べてしまったり、そ
の住む場所を奪ったりすることこと。
例えば南太平洋から来たニューギニアヤリガタリクウズムシは父島に広がって
固有種のカタツムリを食い荒らしてしまったそうだ。
2000年ごろに30種いたのに、その4割がいなくなったという。
小笠原諸島は、「東洋のガラパゴス」と呼ばれるほど豊かで独特な生き物が多い
ことが評価されて世界自然遺産に登録されたが、こうした外来種にみだされて
しまい、登録取り消しも心配されるほどなんだそうです。
小笠原諸島の父島に1960年ごろに住み着いた北米からトカゲのグリーンアノ
ールは、小笠原の固有種のチョウであるオガサワラシジミやオガサワラゼミを
島内でほぼ絶滅させてしまったという。
●2つ目の問題は、外来種が人をかんだりさしたりして危害を加えること。
毒を持つ昆虫や近づくとかみつく動物がいるから注意しなければいけないこと
オーストラリアから来たセアカゴケグモは神経をいためる毒がある。
かまれると強い痛みだけでなく、吐き気や発熱が起こることがあるという。
1995年に大阪で発見されてから、今までに44都道府県で確認されている。
●3つ目は農業や漁業に悪さをすること。
畑を荒らしたり魚を食べたりして収穫が減ると、私たちにも影響が出ます。
中国やベトナムにいるクビアカツヤカミキリは、モモやサクラの木を食い荒らす。
木の中に産み付けた幼虫が内部を食い荒らして、木を枯らしてしまうそうだ。
徳島県ではモモ農家が栽培をあきらめる例も出ているそうだ?
長崎県の対馬でも、韓国から来たツマアカスズメバチがニホンミツバチをおそい
ハチミツの生産量が減る被害が出ているという。
外来種はいったん住みついて広がってしまうと、全て取り除くことが難しくなる。
それができたのは、南西諸島に住み着いた東南アジア原産のウリミバエなどしか
ない。 果物や野菜に卵を生み付けて深刻な被害をもたらしていたが、放射線を
使ってタマゴを産めなくしたウリミバエを放つことで絶滅させることができた。
でも、それには莫大な費用と年月がかかったという・・。 なかなか難しい
外来種の被害を防ぐためには、何よりも国内に入れないことが大事なことです。
ペットとして輸入されたカメや小動物も外に放すと繁殖する可能性があるので
飼えなくなったからといって捨てるのは絶対にしないように・・!
それによって後々重大な被害等を起こす要因になることが多くあります。
また、動物等は“可愛い”などという一時的な思いで飼うのはやめましょう!
飼うと決めた以上は責任と飼うルールを守って最後まで飼い続けましょう。
かまれると病気になるものや、日本古来の生き物を食べてしまうものもいるという。
日本は四方が海に囲まれているのに、どうしてやってくるのでしょうか・・・?
その地域のもともといないのに、人の移動などに伴なって新たに住み着いた静物を
「外来種」とう。 環境省が国内への影響から注目している外来種は約430種も
あるという。 そのすべてが悪さをしているわけではないとも・・。
(キウイフルーツやビワ、ニジマスなども含まれています)
環境省はそのうち、特に注意しないといけないものを「特定外来生物」として
122種指定しています。 2017年に騒動になり、これまでに12都府県で
見つかった「ヒアリ」もその一つです。 指定されると、家などでの飼育や栽培
保管や運搬が原則できなくなることが法律で決まっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/2e/e408c92612ea459e6e9830c44c31be7e.jpg)
外来種はどうして日本に入ってくるのか・・。 日本は海外からたくさんのものを
輸入しています。 その荷物に紛れ込んでいた生物が日本にやってくる。
大きな港や空港では、有害な生き物が入らないように調べる検疫をしているのだが
その目をかいくぐって入り込むことがあるんだそうだ。
日本が物をたくさん輸入する国や地域から外来種はやってくることが多い・・。
今は中国や東南アジアが発展していて物のやりとりが盛んになっているから、そこ
から外来種がくることがある。 問題になったヒアリも、その多くが中国の港か
ら運ばれてきた貨物の中から見つかっているんです・・。
外来種の問題は多くに3つあるという。
●1つは「固有種」といわれる日本にもともといる生き物を食べてしまったり、そ
の住む場所を奪ったりすることこと。
例えば南太平洋から来たニューギニアヤリガタリクウズムシは父島に広がって
固有種のカタツムリを食い荒らしてしまったそうだ。
2000年ごろに30種いたのに、その4割がいなくなったという。
小笠原諸島は、「東洋のガラパゴス」と呼ばれるほど豊かで独特な生き物が多い
ことが評価されて世界自然遺産に登録されたが、こうした外来種にみだされて
しまい、登録取り消しも心配されるほどなんだそうです。
小笠原諸島の父島に1960年ごろに住み着いた北米からトカゲのグリーンアノ
ールは、小笠原の固有種のチョウであるオガサワラシジミやオガサワラゼミを
島内でほぼ絶滅させてしまったという。
●2つ目の問題は、外来種が人をかんだりさしたりして危害を加えること。
毒を持つ昆虫や近づくとかみつく動物がいるから注意しなければいけないこと
オーストラリアから来たセアカゴケグモは神経をいためる毒がある。
かまれると強い痛みだけでなく、吐き気や発熱が起こることがあるという。
1995年に大阪で発見されてから、今までに44都道府県で確認されている。
●3つ目は農業や漁業に悪さをすること。
畑を荒らしたり魚を食べたりして収穫が減ると、私たちにも影響が出ます。
中国やベトナムにいるクビアカツヤカミキリは、モモやサクラの木を食い荒らす。
木の中に産み付けた幼虫が内部を食い荒らして、木を枯らしてしまうそうだ。
徳島県ではモモ農家が栽培をあきらめる例も出ているそうだ?
長崎県の対馬でも、韓国から来たツマアカスズメバチがニホンミツバチをおそい
ハチミツの生産量が減る被害が出ているという。
外来種はいったん住みついて広がってしまうと、全て取り除くことが難しくなる。
それができたのは、南西諸島に住み着いた東南アジア原産のウリミバエなどしか
ない。 果物や野菜に卵を生み付けて深刻な被害をもたらしていたが、放射線を
使ってタマゴを産めなくしたウリミバエを放つことで絶滅させることができた。
でも、それには莫大な費用と年月がかかったという・・。 なかなか難しい
外来種の被害を防ぐためには、何よりも国内に入れないことが大事なことです。
ペットとして輸入されたカメや小動物も外に放すと繁殖する可能性があるので
飼えなくなったからといって捨てるのは絶対にしないように・・!
それによって後々重大な被害等を起こす要因になることが多くあります。
また、動物等は“可愛い”などという一時的な思いで飼うのはやめましょう!
飼うと決めた以上は責任と飼うルールを守って最後まで飼い続けましょう。