農業じゆう人

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最古級の平仮名

2014年09月25日 13時21分03秒 | 話題
 「君からのメールがなくていまこころ[・・・ ・・・ ・・・]より暗し」(笹公人)
 さて、カッコのなかにはどんな言葉が入るでしょうか?
 歌人の“栗木京子さん”が若い人向けに書いた著書「短歌をつくろう」で、こんな問題を出している
 比喩の面白さをわかってもらうためなんだそうです。  カッコ内の答えは「平安京の闇」
 きらびやかな都の底知れない暗さが「メールの来ない絶望感を示すにはうってつけ」ではと・・
 “栗木さん”は感心しきり・・闇の中、わずかな明かりの下でしたためたのだろうか・・?と

 そう言えば先日、平安京の貴族「藤原良相邸宅跡」で2011年に出土した土器片(9世紀後半)
 そこに記されていた最古級平仮名は、最初の勅撰和歌集「古今和歌集」にある「幾世しも」の歌
  とする新説が発表された。
 約40字書かれているが、意味がよくわかっていなかったそうです。
             
                  (新聞に掲載されたものからです)

 文字の練習に和歌を書いたとみられ、初期平安平仮名の姿を知る有力な史料になると言われてる

 分析した講師によれば、土師器に記された平仮名。これまでの京都市埋蔵文化財研究所の資料では
 中心部の文字は「いくよしみすらキれ□□ち」とされていた。(□は欠文字など)
 12文字について従来の「すらキ」とされた部分を「あらし」などと読み
  「いくよしもあらしわか□を」と判読した。  「あ」「ら」は現在の平仮名と同じ形と判断

 切れ切れでこれまで解読できなかった字の連なりは、古今和歌集の巻第18にある作者不明で
 『幾世しも あらわじわが身を なぞもかく 海人の刈る藻に 思ひ乱るる』と読めるそうです
 「長く生きられないわが身なのにどうして漁師が刈る藻のように思い乱れているのか」に当るそうだ
 なにゆえの心の乱れか、平安人はそれを海藻のゆらめきに、たとえたんだそうです・・。

 もちろん私のような「ボケたおっさん」には、土器片をどんなに眺めてもチンプンカンプンです
 上手いも下手もわかりはしない!  で、思い出したことがある
 落語協会長を務めた“柳家小三治師匠”が「ひじきをばらまいちゃような字」と笑わせた高座・・!

 どんな字を例えたかはご想像に任せるとしても、土器片の墨跡がひじきに・・?なんて見えたとは・・
 いかに歴史や化学(ばけがく)は嫌いだ!と、己の不勉強さを暴露する“ボケ・アホ おっさん”でも
 そんな風にしか見えなかったとは・・我が身を顧みればには非常に情けない!と反省です

               ・         ・
   追加 きのう書きこんだ“むかご”  今朝の食卓にのりました!

                
        今朝食べた“むかごご飯”です         参考:昨日の夕食のご飯です
         大変おいしかったです!            こちらは雑穀ご飯(10穀)
                                  夕食のご飯の量はこの程度です

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