農業じゆう人

     健康を第一に無農薬で
          安心・安全・新鮮な野菜作りに励んでいます!

桜満開 でも雨・くもり多く

2023年03月23日 12時39分11秒 | 地域
  桜の開花の便りが続々届き、早くも満開間近のところも多い中、東京では昨日満開が報告された。
  本州の広い範囲で、ここ1,2週間がお花見に最適なタイミングとなる様相です。 だが天気
  は安定せず、くもりや雨の日が多くなる予報だ。
 23日前後は「花散らしの嵐」に見舞われる可能性が
 ある。その後も前線が停滞して「菜種梅雨」のように
 なるが、日差しはなくても気温は平年並みか高めに推
 移しそうだ。日本付近は暖かい空気に覆われており、
 シベリア上空の寒気が日本めがけて南下する兆しはな
 い。高温のためにほとんどの地域で予想よりも早い桜
          の開花が相次いでいる。 関東などでは満開が秒読みのになっているようだ。

  気象情報各社の開花予想では東日本から西日本の多くの地域で桜は月末にかけて満開を迎える。
  天気はくもりや雨でも気温が高いため、開花のペースは落ちない見通しのようです。
  嵐がやってくるタイミングは、花見を楽しめる期間に大きく影響する。 五~六分咲きの時な
   ら嵐の後に開花するものも多く、しばらく楽しめるが、満開後に雨風が強くなると花が一気
   に散ってしまう。

  注意が必要なのは、23日ごろに本州付近を通過する低気圧だ。 東海上の高気圧の縁に沿っ
   て吹く時計回りの風と、低気圧の周りを吹く反時計回りの風が重なり、西日本や東日本に暖
   かく湿った空気を南海上から大量に運び込む。 強い南風を伴って雨が強く降り、嵐になる
   恐れがある。 ただ嵐が過ぎた後も、前線は日本付近に停滞する。 週末ごろ前線上を次の
   低気圧が進んでくるが、あまり発達しない見通し。 日本付近を覆う空気は多少冷たい空気
   に入れ替わる。 気温は平年並み程度に転じ、雲が多い日が続くという予報だ。 桜の花が
   長持ちするのに適した条件となる。

  菜種梅雨は非常に冷たい雨をもたらすこともあるが、今年はそれほど寒くなならない公算が大
   きいのではないかとの予報。 熱帯太平洋東部の海面水温が平年より低く西部で高い「ラニ
   ーニャ」現象は終わったものの、その影響は残っており、上空の偏西風を北に押し上げて日
   本付近に暖気が入りやすくなっている。 菜種梅雨の後、暖かい晴天が戻る可能性が高い。
  気象庁の3カ月予報では、4月は沖縄などを除いて高温傾向が続き、降水量は平年並みの見通
   しだ。 ラニーニャが続いていた2022年春も気温は高めで、4月は月初と月半ばに寒い
   日があったものの、東京では10日、12日、13日と立て続けに最高気温が25度以上の
   夏日となった。

  以前にも書き込みましたが、近年の気候は少しずつ前倒しになっているように思えませんか?
   少し前までは、桜が咲くのは学校の入学式のころだったのが今は卒業式ころになっている。
   この調子だと5月下旬ころに梅雨になり7月初めころには猛暑のピークになる。 何かそ
   んな気がしてなりません。  せめてはゆっくりと過ごしたいものだ。