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新幹線通過 逆手に町PR

2022年05月22日 12時36分07秒 | 地域
                       
        JR東海「三河安城駅」
  「三河安城駅、通過するより、チョッと滞在してみてはいかがでしょうか‥」
  東海道新幹線で❛こだま❜しか停車しない同駅(愛知県安城市)は、東京発の❛のぞみ❜や一部の
   ❛ひかり❜が通過する際、名古屋駅到着が近いことを知らせる三河安城駅を時刻通り通
   過しました
との車内放送が流れることで知られている。
  市は通過アナウンスされる❝切なさ❞を逆手に取り、町のPRを図っているそうだ‥?

  このアナウンスは、名古屋駅まで約10分となったタイミングで流れる。 JR東海
   によると、直前の停車駅から間隔が空いているため注意喚起するのが目的で、いつ
   始まったかは不明だという。
  三河安城駅は1988年に地元の要望でできた駅で、開業を機に市が周辺の区画整理
   事業を進めた。 今は事業を行った118㌶に開業時の4倍の約8千人が住み、こ
   こ数年で電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)といった電動車の駆動システムの
   研究拠点も進出してきた。
   ただ駅周辺に飲食店は少なく、全国的に有名な観光地もない。 市関係者が「降り
   たことはないが、車内放送で多くの人が知っている。 謎の駅だ」と自嘲気味に話
   すように、どう人を呼び込むかが課題となっているそうだ。

  そこで市の拠点整備係長らは通過アナウンスをPRに活用することを考案した。 
   2021年秋に「定刻通り通過する三河安城から‥‥居心地良く滞在できる三河
   安城!」
といったポスターを駅に張り、SNS(交流サイト)で発信すると、鉄道フ
   ァンらの間で話題となったそうだ。 「市民の多くは三河安城駅で停車するこだ
   ま
の利用者が多い。 のぞみのアナウンスがこれほど有名とは思っていなかった」
   と拠点整備係長。 次のステップとして人が来てくれるようなイベントやお土産
   品の開発を構想しているという。

  東京行きののぞみで新横浜駅(横浜市)に到着する前、同様にアナウンスのある小田
   原駅(神奈川県小田原市)との連携も現在模索中で、「町に関心を持ち、定期的に訪
   れてくれる人を増やしたい」と力を込めている。
  なるほど・なるほど考える人は考えるものなんですね~‥ ご立派です 係長殿!