農業じゆう人

     健康を第一に無農薬で
          安心・安全・新鮮な野菜作りに励んでいます!

初夏到来?

2022年05月01日 13時46分42秒 | 雑学
 「5月という月は若いものだけに許された季節のような気がする」
  日本画の大家、“鏑木清方画伯”は随筆「若葉」にこのゆに記している。
  鮮やかな緑、強く匂う花々、きらめく光。 「美しいけれども今の
   私にはまばゆすぎる」と嘆く還暦近い画家も、障子を貼り替えこの
   月を迎えたといわれている。
  今の季節を青春と重ねる感覚は洋の東西を問わない。 5月になる
   となぜか若い頃を思い出す‥‥。 ビー・ジーズは「ファースト
   オブ・メイ」、邦画「若葉のころ」でそう歌う。 1969年に
   発売され、映画「小さな恋のメロディ」でも流れた。 古い因習
   にあらがい、自由を求める子供らの奮闘ぶりが歌と相まって共感
   をよんだものでした。

  若者らが思いっ切り手足の伸ばし、誰もが心躍り風薫る初夏。 
   しかし今年は内外から多くの死が報じられ、愁いのムードが強い。
   観光船の遭難も軍事侵攻も、これから人生で若葉の季節を迎える
   はずの子供や若者が犠牲になった。 いずれの件も、彼らを育む  
   べき年長者らの身勝手さや無責任さが垣間見え、憤りを禁じ得ない。
  
  国民への奉仕者であるはずの政治のリーダーを、王様のように子供
   や若者にあがめさせている。 そんな映像も海外から伝わる。
   時代錯誤だと思うものの、自由を尊んできた国々に同種の窮屈さ
   が広がる兆しもある。 安全でのびやかな世界を子供らに渡すと
   いう責任を、大人はきちんと果たしているか。 国のトップに立
   つお偉い大先生方らはもちろん我々大人も「自問すべき5月」に
   なっているのではないでしょうか‥‥。

 初夏のスタートにしては肌寒く先ほど
 からは雨も降りだした。 今年は天候
 不順で遅れているため豆類苗の植え付
 けとイチゴへのネット張り。途中で中
 断となりました。土産は赤くなってい
 たイチゴ。先ほど食べました。
  自画自賛ですがやはり自分たちが育てたものはおいしいものです。