不評だったアベノマスク(裏表)
今年1月に86歳で亡くなった児童文学の研究者で数々の傑作を世に送った”松岡享子さん”
「子どもが本の世界に親しむには‥」の趣旨でうかがったとき、意外にもこう語っていた。
「外で、友だちといろんなことをして遊んでいる子ほど、本を読んだ時に、よく反応する。
つまり、書かれてることを、我が身のごとく感じ取る力が強いのです。 存分に遊ばせ
てほしい」。 ゲームなどでじっと座ってばかりでは、文字に触れても、生き生き実感
できるイメージに変える力が養われない。 そう訴えたのだ。
1年で最も過ごしやすい季節。 子どもらは若葉の下を駆け、薫る風を浴びているだろう
か。 先日、校外学習で長時間、外にいた児童の保護者から「マスクの跡がくっきり残
る日に焼けた顔で帰ってきました」との戸惑いを聞いた。 屋外でも装着が続けば、松
岡さんのいう「本から感じ散る力」も弱まるのではと心配になる。
官房長官が「人との距離があれば屋外でマスクは不要」と会見で述べた。 あとふた月も
すれば、コロナ下で3度目の夏休み。 子どもらには野山で思うまま遊び回ってほしい。
やがて読解力が育ち、イノベーションや成長の基盤となるかもしれない。 吹けば飛ぶ
よなマスクだが、息苦しさは軽視できず、新たなルールが求められている。
最近の情勢を見ていると首都圏などでは発症件数はやや高止まり状態、だが地方では増加
傾向の地域もみられている。 そんな中でのマスク着用議論、皆さんはどうですか。
私共は共に高齢者、加えて私は基礎疾患があるので「感染してしまったらアウト」だと
思っていますので、これからも世の中が発症前の状況に戻ったことが確認できるまでは
面倒うなことも多々ありますがマスクは必ず着用しようと思っています。
その他、手洗い・うがい等々の感染予防対策も怠らず実行していこうと思っています。