農業じゆう人

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救命練習

2016年03月16日 13時20分15秒 | 話題
 我が家のすぐ近くに‘消防署’に勤務されている方がいらっしゃる!と常々聞いていました。
 先日、通りがかったらその方の家の前にご近所の知り合いの方ら数人がいらした。
 “おはようございます! あれ~・何なんですか?何してんですか?”と気軽に聞いたら・・
 “今日は集会所で「AED」の使い方講習会をやるんで、その準備してるんだ”といわれた
 あっ そう言えば先日の回覧板で知らせがあったな~!と改めて知った。 ダメですな~ 
 それなら一度聞いてみようと用事を早めに済ませ昼過ぎからすぐ近くにある集会所へ・・。

 「心臓マッサージに人工呼吸、AED(自動体外式除細動器)の使用」でした。
 この基本的な救命の用語は知ってはいましたが、実際には全く知らないものでした。
 講師はご近所の方と2人の消防署勤務の方の3人  集まったのは男4人・女性8人の計12人
 ご近所の方が、冒頭に応急手当の重要性を強調した
 “救急車が到着するまでの約8分が大事ですョ!”
 “何もしないければほとんどの人は助かりません”と
 最初に心臓や呼吸が止まった人に対する救命処置の 
 「心肺蘇生」。倒れていた人を見つけたらまずは
 安全な場所かどうかを確認し、“分かりますか!”と
 声をかけながら肩を軽く叩いて反応や、呼吸の有無を
 みる。心肺停止状態なら、胸骨圧迫(心臓マッサージ)
 人工呼吸を始めること。 なかなか難しい・・!
 人形を相手に参加した人が一人ずつ実践することに
 自分の順番が回ってきたが、サッとはできない
 “肘をしっかり伸ばして、胸が5㌢くらいまで”と
 指導員の助言に従い、両手を重ねて指を組み、回数を
                 数えながら人形の胸を押した。 思ったより硬かった
     人工呼吸は2回。 人形の鼻をつまみ、胸が膨らむかを目で追いながらマウスピースを
      使い息を吹き込むというもの。  見るのとやるのは大違い! とても大変でした。
                □         □
     次は呼吸の確認、胸骨圧迫30回、人工呼吸2回というセットを5回繰り返す。
     合計で約2分ほどに感じましたが、胸を押す手の甲が途中から痛くなった。
     でも、これが現実だったら痛くても止めることはできないんだ!」そう思いつつ続けた
     この作業・・皆さんも一度経験した方がよいと思われました。 是非・・!

     総務省消防庁によると、通報を受けてから救急車が現場に到着するまでにかかった時間
      「2014年に全国平均で8.6分」なんだそうです。
      年々、増加傾向で01年に比べて2.4分長くなっていたそうです。
      また、市民が目撃した心肺停止の人は約2万5千人で、54.2%で心肺蘇生が
       実施されたそうです。  この結果、1ヵ月後の生存率は15.4%で、
      心肺蘇生が実施されなかった場合に比べて1.8倍高くなっているそうです・・ョ!

     AEDの使い方も一応教えてもらった。でも本番に遭遇したら本当に使えるかどうか??
      これについてはやや疑問が残っていますが・・でも知ってよかったと思っています。