疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

映画「ドリーム」

2017年10月16日 | 映画・DVD
10月15日鑑賞
原題は hidden figures
実際にあったサクセスストーリーなので、観ていて面白い。
1960年代NASAの、有人宇宙飛行を成功させた裏方の黒人女性を描いた話。

たかだか50年位前、しかも超エリート集団のNASAでさえ当たり前のようにあった人種差別。日本に居るとあまりピンとこないけど、根深いんだろうな。アメリカ映画ではしばしばお目にかかる。

見せ場の1つが、初の有人宇宙飛行が無事に帰還できるかどうかのシーン。成層圏に突入し、通信が切れ音信不通になる。ハラハラするシーンだけど、この前のシーンが印象的。
宇宙飛行士が搭乗する直前にIBMの大型コンピュータが前日と違う地点を表す数字を出し、計画通りの発射が危ぶまれる。
この時、宇宙飛行士はコンピュータの数値ではなく、キャサリンの計算に従って飛ぶと決断する。

実話なので、感動は何割り増しかになる。
やがてキャサリンら黒人女性は能力、仕事を認められ、報われるんだが、時代の変化に依るところも大きいのだろう。

もっと多くの人に観てもらい映画だと思った。