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酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

いい映画だ「ベンジャミン・バトン」

2009年02月15日 | 映画・DVD
長い映画だけど、じっくり観させてくれる良い映画。

特殊メイクとCGで一人の役者があれだけ広い年齢を演じられるとは。
ブラッド・ピットが死にかけの老人から10代まで演じる。
今40代のブラッド・ピットがホント10代に見えるんだよな、あれ欲しい(笑)

ケイト・ブランシェットも10代から60代くらいまで演じるんだけど、不自然さはまるで感じない。
他の役者さんもみな一様に老けていくのだが、ホント自然なんだよね。
最後、死を迎えつつある老婆もケイト・ブランシェットなのかしら?

この映画、生まれたとき既に老人で、だんだんと若くなっていくというのは知っていたけど、最後どうなるかは、映画を観て初めて知った。

ハチドリの使い方とか、逆に動く時計。
他の登場人物も見逃せない、船長に実の父親、ロシアのホテルにいた女性。
全部無駄がない。

こういう映画を完成度が高いと言うんだろうな。

余韻の残る映画。