疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

期待通り「インディー・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」

2008年07月07日 | 映画・DVD
もう20年以上も前か、レイダース/失われたアークを劇場で観たときはあまりの面白さにブッ飛んだ。
2作目、3作目と続き今回が4作目。
やはり期待してしまう。

期待は裏切らなかったけれど、期待以上のものはなかった。
といっても、期待が大きい映画は大抵期待を裏切ってくれる。期待度のレベルが高まっちゃうんだな。

そんな中、期待通り楽しめたというのはすごい。
痛快冒険活劇のジャンルではど真ん中。
もしかしたら、いまどきの映画じゃないかも知れない。

ハリソン・フォードさん、先日の来日の映像ではすっかりおじいちゃんになったという印象。
年齢も知ったし、映画でアクションこなす姿見て少し心配になってしまった。
「最後の聖戦」でシリーズ終わりかと思ってたからね。
もう次は無理っしょ。

DVD出たらぜひ買いたい映画。

泣けた「奇跡のシンフォニー」

2008年07月06日 | 映画・DVD
昨夜観たのが「奇跡のシンフォニー」
子役がかわいらしくて、その子が希望に向かってまっすぐなんだな。
酷い目に遭いながらもくじけず、その不憫な姿をみていると心の中で応援してしまう。

ストーリー展開が都合よすぎるんだけど、タイトルが奇跡の~だから仕方ないか。
途中、無理のある展開にしばし冷静に戻るものの、やっぱり映画に引き込まれ、終盤には泣けてしまった。

たいへん良い映画でありました◎

2008年おやじキャンプ(3)

2008年07月02日 | アウトドア
酒の肴というより豪華料理はまだ続く。

ホタテは活きているものを使ったため、刺し身はコリコリ歯ごたえがいい。
殻に貝柱と貝ひもを乗せ、コンロで半生に焼いてちょろりと醤油をたらした一品は、今このブログを書きながら思い出すとつばが出てくる。

前回のキャンプまでは、締めはそうめん「揖保の糸」と決めていた。
が、今回はまだ6月のキャンプで、夜は肌寒い。
自宅から冬物として一度片付けたフリースを引っ張り出してきて、フリース着込んで焼酎のロック飲んでた。
他の2人も長袖だ。
しゃぶしゃぶのつゆはうどんつゆを使った。鍋には鯛の頭と中骨で十分出汁がきいた煮汁がたっぶりある。
そこまで考え、今回の締めは稲庭うどんにした。
200gの乾麺が428円もしたんだよね。これを2袋。

乾麺を別の鍋で茹で、水洗いしてから、食べるときにしゃぶしゃぶして温めてから、さきほどのうどんつゆで食べる。
讃岐うどんも大好きだけど、稲庭うどんも大好き♪
喉越しがたまらんのよ。
今回、豚&鯛&レタスしゃぶ→稲庭うどん の連携プレーは大正解!
とうもろこしというサプライズもあり、今までのマンネリ化しかけたメニューの流れを変えたな。

そのうちキャンプにダッチオーブン持ってきたり、薫製作ったりするようになるんではなかろうか、などという話になったが、それはない。

途中、ホタルが登場し気分をなごませてくれた。
野生の、いわば野良ホタルを見るのは何年振りだろうかという話題で盛り上がる。

夜も更けると天気予報の通り雨がぱらついてきた。
キャンプだからと言って、はめを外すなんてまねはしない。というかもうできない。
これを機に、めいめい歯を磨いて寝るのであった。


と、トラブル発生。
夕方電動ポンプでパンパンにしたエアマットの1つがしぼんでいる。
どうやら空気が漏れてるっぽい。
夜11時過ぎにまた電動ポンプを出してきて、漏れてる場所を特定しようとしたができなかった。
当たりを付けた場所にガムテープを貼ってみたものの、空気漏れはおさまらず、一人だけマット無しで寝るわけにもいかず、結局空気漏れのないマットを横にして、せめて背中は痛くないようにして二人並んで寝た。
これもダブルベットと呼ぶのであろうか。
もちろん寝袋は別々。

たっぷり酒を飲んだおかげで、すぐ眠りに落ちてしまったのだが、夜中激しい雨の音で目を覚ます。

エアマットを2人で使うと、一方が少し動いただけで、ボヨンと反動がくるのね。
ちょっとした寝返りでボヨンとくる。
お互いにそれが分かってるものだから、相手を起こさないように寝返りを我慢する。
するとだんだん背中や腰が痛くなってくる。
我慢できなくなって寝返り打つと、マットボヨ~ン。
雨の音も相当うるさい。
寝るには寝たけど、二人ともあまり寝た気はしなかったようだ。

日曜日はザンザン降りの雨。
覚悟の上なので残念な気持ちはないが、いろいろ制限が出てくるので、面倒だという気分はある。
夕べ散々うどん食べたのに、3人とも朝食はカップうどん。
昼も蕎麦たべに行くことになっている。前日昼は佐野ラーメンだったし。

雨の中の撤収は段取り考えるね。
できるだけ雨に当たらないようにして、片付ける順番と車に積み込む順番。
まずタープの下にあるものを全部片付けて空けた。テーブルやイス、食器、クーラーボックス。
次にテントをタープの下まで移動して、テントを畳む。
最後にタープを畳むのだが、その間小物やタープの袋は傘の下。

片付けたはいいけれど、テントなんか全濡れ状態。
これらはあとで全部乾かしてから収納し直さなければいけない。
泥も相当ついている。
これを一手に引き受けてくれたFさんに感謝。

帰りも温泉で汗を流して、と思っていたが、キャンプ場のシャワーで済ませてしまった。
朝はこれで十分かな。

そのまま栃木の蕎麦屋へ向かう。
到着が早くて、開店前だったが気持ち良く店の中で待たせてくれた。
3人で1升の蕎麦を当然のように注文。
前の日たっぷり食べたのに大丈夫かしらと思うものの、おいしいものは入るようになっているのね。
一切滞ることなく、1升の蕎麦は3人の胃の中に収まった。

その後記憶はいったん途切れる。
車に乗ってすぐ寝てしまったため。
気が付いたのは佐野SAの手前。
ここで家へのお土産を買ってからまた記憶は途切れる。
次に気が付いたのは外環の手前。

途中、赤いフェラーリが車の流れに乗ってゆっくりというか、普通のスピードで走っていたのをぼんやり覚えてる。

こんなふうにして、1年前から(正確には9カ月前から)楽しみにしていたおやじキャンプは終了した。


2008年おやじキャンプ(2)

2008年07月01日 | アウトドア
キャンプ場に戻った我々は、宴会に向けて黙々と準備を始めた。
Fさんはテント内外のセッティング、焼き番Sさんはコンロ回り、自分は食べ物の下ごしらえ。

6個のホタテは貝ベラで剥いてから、貝柱と貝ひもに分け、刺し身用と焼き用の2種類を用意。
鯵は3枚におろしてから刺し身にし、カツオ、ホタテと刺し身3種にする。
薬味はみょうがとアサツキ

鯛は既に3枚になっているので、しゃぶしゃぶ用に薄く切る。
頭は出汁をとるため、お湯をかけて鱗を丁寧に取り除く。

一通り出来たところで、バーベキューコンロの炭もちょうどいい具合に白くなっている。
(炭の黒い部分が多い状態で焼き物すると、炭から出るすすで焼き物が汚くなる)
席に揃う前、クーラーボックスからビールを取り出そうとすると、目に入ったのは「ウコンの力」。
最近呑む前に飲むこと多いよなー。
せっかく買ったものなので、3人でこの甘い液体をゴクリと飲んでから、ビールを取り出す。
この乾杯の瞬間は去年の9月から待ってたよ。

肉は炎の料理人Sさん担当。
栃木牛はレアで焼いてわさび醤油で頂く。
最初からうまいと分かっていて、やっぱりうまいのよ。
牛肉はもうひとつひれ肉も用意したのだが、今回はこのひれ肉の評価が高かった。
脂は少ないのに、とにかく柔らかい。
やっぱり高い肉はうまいや。

我々のしゃぶしゃぶは、ちょっと普通と違う。
たれはポン酢でもごまだれでもない、うどんつゆ。
関西の白いつゆを使うのだが、これは豚しゃぶでも鯛しゃぶでもどちらも合う。
また今回隠し技がしゃぶしゃぶにレタス。
煮えて、しなっとなったレタスだが、しゃきしゃきの歯ごたえは残っている。こいつがうどんつゆに抜群に合う。
レタス1玉買ったのだが、3人で全部食べてしまった。

まったくノーマークだったのがとうもろこし。
Sさんがなんとなく買って、なんとなく焼いていたのだが、実は焼きとうもろこしは期待していなかった。
皮を剥かずそのまま炭火で焼いていたのだが、それがミソだった。
Sさんに勧められるままに食べてみたのだが、甘いっ。
とうもろこしというのは本来甘いものだが、通常茹て食べると、茹で汁に甘みが流れてしまう。
そのため塩を入れて甘みを強調したりする。
Sさんが皮付きのまま焼いたのは、皮による蒸し効果を狙ったもの。これで甘みが逃げることなくしっかり蒸し焼きになる。

話は脇道に逸れるが、青森県に「獄きみ(ダケキミ)」というブランドのとうもろこしがある。
これはものすごく甘い。へたなフルーツよりも甘い。
とうもろこしの中では最高だと思うのだが、嶽きみを思い出した。

閑話休題
この日用意された芋焼酎は
・旭萬年白
・千亀女
・鬼火
・宝山紅東
中でも旭萬年は評判良かった。
自分は白麹より黒麹の焼酎を好むのだが、旭萬年は白麹がうまい。
旭萬年はSさんが近所の酒屋で仕入れてきたらしいのだが、そこは常時置いてあるらしい。
よく聞いてみると、ほかにも不二才や黒石岳なんかも常時あるらしい。決してプレミア価格ではなく定価で。
一時超有名で入手困難だった西酒造の焼酎も時期によってはいろんなのが並んでいるという。
今回その中から宝山紅東を持ってきてくれた。
自分なら定価で仕入れたものをオークションで売っちゃうかもね。

長くなったので続きは(3)へ