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長い映画「クライマーズハイ」

2008年07月13日 | 映画・DVD
1985年の日航機事故はよく覚えている。テレビや新聞では毎日このニュースが取り上げられていた。
週刊誌でも事故の生存者を追っかけていた。

この映画は新聞記者の目で見た実話が元になっているが、以前山崎豊子さんが日航社員の視線で書いた「沈まぬ太陽」という長編小説を読んだことがある。
「沈まぬ太陽」のような重い内容を期待したのだが、重さも感動もさほどなかった。
長い映画だなという印象。

これはいったいどうなったの?と気になることがわからないまま映画は終わってしまう。
堤真一さんは社長に退職届出したあとの20年はどうしたのか?退職は撤回したの?
入院中の高嶋政宏さんはその後どうなったのか?
もしかしたら映画中でわかるようになっているのに、私が気づかなかっただけかも知れない。

堺雅人さんは独特だね。
「アフタースクール」ではすごく良い演技をしていたのだが、今回は独特の雰囲気を出してた。
夜中のテレビで堺さんがプレゼンやってるのをたまに見るが、この人お笑いの人ですか?

もっと重い映画だと思っていたんだけどな。