２００７年おやじキャンプ（後半）

夜中、テントにたたきつける激しい雨の音で目が覚めた。
あれだけ天気が良かったのにやっぱり山だな。
イスやテーブルなんかは全部タープの下なので問題はないと思うが、タオルなんかは干しっぱなしだ。

朝起きてみると、音で感じたほど降りが激しかったわけではなさそうで、タオルは濡れてはいなかった。
すっかり晴れている。

ごみ袋の底がなにものかによって破られていた。
きっと昨夜見た猫だろう。
ごみの中に、刺し身で食べたさんまの頭や骨があったので、それを狙ったものと思われる。

さて、我々のキャンプで朝食はカップ麺と決まっている。
少しけだるい中、まったりとうどんをすすり、のんびりとした時間を過ごす。
撤収開始を９時と決め、それまでは顔を洗ったり、自分の荷物を整理したり。

今年はやけにとんぼが少ないという話。
例年ならキャンプ場に来ると、とんぼがたくさんいて、テントやタープのロープに何匹も止まっているものだが、今年はそれがない。
多いときは気付くと帽子なんかにもとんぼが止まっているのに、そんな状態ではない。
自宅周辺でもいることはいるが、数がめっきり少ない。

閑話休題
９時に撤収を開始し、チェックアウトの10時前にはチェックアウトの手続きが済んだ。
去年チェックアウト時間を知らず、のんびり片付けてたら、受付の女性が走ってテントサイトまでやってきて、時間過ぎてますよと注意された経緯がある。
今回は余裕でクリア。

昨日入った温泉に翌日は朝から入り、すっきりきれいになったところで車を走らせ、田んぼと畑の中にある蕎麦屋へ。
３人で一升の蕎麦を注文したのだが、すんなり胃袋に消えてしまった。
わざわざ遠くからでも食べに行く価値のある美味い蕎麦である。かなりうまい。

前日の昼は佐野ラーメン、夜はそうめん、朝食がカップうどんで、昼が蕎麦と。

おやじキャンプは蕎麦までがイベントで、その後は帰るのみ。
途中、高速道路のSAで家族へのお土産を買うと、もう思いは来年のキャンプに馳せる。

２００７年おやじキャンプ（前半）

今年７月に予定していたキャンプが台風で流れ、９月の８、９日、やはり台風９号が通過した直後に栃木のオートキャンプ場へ行ってきた。
さすが台風の直後、いい天気だよ。ってか暑すぎっ！

10時半にＦさん、Ｓさんと待ち合わせ、計３名がＦさんの車で出発。土曜日の午前中ということで道路は多少の混雑を覚悟していたが全くそんな事はなく、予定より30分も早く佐野SAに到着。
ここで昼食をとり、キャンプ場に着いたのは予定より１時間も早かった。

テント設営もてきぱきと済み、時間をもて余し気味。
キャンプ場近くの温泉施設が去年リニューアルしたというのでそこへ行ってみることに。

その温泉は住宅街のすごくわかりにくいところにあったのだが、新しいだけあってきれいな建物。
浴槽も屋内に３つ、露天もある。
お湯の温度もちょうど良くて、この付近にある温泉と比べて、なかなか良い温泉である。申し分ない。

温泉を出て途中のスーパーで食料を調達。
去年のキャンプで和牛ステーキの味を覚えてしまってから、和牛霜降り肉は欠かせない。
値は張るが小さめのを２枚。
他に刺し身用の鮮魚や、宴会締めのそうめんなどを買い込んだ。

夕方キャンプ場へ戻ると、火起こしや料理の下ごしらえをして、５時過ぎに宴会開始。温泉でのぼせ気味の体にビールが染みわたる。

この日持参した焼酎は
旭萬年黒、砂のかけはし白、小牧　と外で飲むとちょっと高い、というか旭萬年なんてそんなに飲めない焼酎。
どの酒もうまい。

で、メインの和牛霜降りステーキの網焼き。
塩コショーを降って焼いたら、そいつをわさび醤油で食べるのだが、ミディアムレアで焼いた肉は舌の上でとろけそう。こんな美味い肉は食べたことがない。（マジで）
２枚目の肉は１枚目よりも肉厚で、ちょっと脂身の少ないものをチョイス。
こちらは肉らしい味がよく出ていて、どっちの肉がうまいかは意見が割れたところ。

今回用意した炭に備長炭（もちろん家庭バーベキュー用の安物）があったのだが、こいつはなかなか火が着いてくれない。炭のくせに。
去年この炭に着火させようとして、バーナーで十分に燃やしてから火種にしたのだが、全く他の炭に火が移らない。
結局別の炭を使って火を起こしたものだった。
今年、料理が終わって火を使わなくなってから、その備長炭をいくつかコンロに放り込んでおいたのだが、翌朝、コンロの中で備長炭だけが黒いまま残っていた。
この炭どんだけ～っ！

閑話休題
しこたま酒を飲み、話が盛り上がるもそこは大人。
きちんと切り上げるべきところで切り上げる。
締めにそうめんを食べたところまでは覚えているが、後片づけも歯磨きもして寝たらしい。

忘れたのか捨てたのか

会社からの帰宅途中、電車を降りるとき隣に立っていた女性が、傘を手すりに掛けたまま降りようとした。
忘れ物だよとすぐに教えてあげようと思ったのだが、一瞬にして思いとどまった。

忘れた傘は透明のビニール傘。
もしかしたら捨てるつもりで置いてったのかもしれない。
それでも教えた方がいいのか、黙っていた方がいいのか。
一瞬迷っている間声をかけられず、その女性はとっとと電車を降りて、そのままホームの階段を降りていった。

本当に忘れたんなら気の毒だし、気になるできごとだった。

焼酎Ｂａｒ

最近仕事が忙しくて、外で飲むという事ができない。
以前、地元の駅からバスも終わった時間に自宅に向かってとぼとぼ歩いていると焼酎のうまそうな店発見。
看板には焼酎Ｂａｒと書いてある。
外から見ただけだが、なかなかきれいで洒落た感じの店だ。店自体そんなに広くはなくて、仕事帰りにちょっと寄るには良さげ。

いずれ入ってみたいと思っていたのだが、昨日帰宅途中に通りかかったのが夜の10時10分。
これは軽く寄ってみるしかないでしょ。混んでなきゃいいな、むしろ空いてる方がいい。

店の近くまで行くとなんと店内からカラオケの声が、、、、、、、、、
あれぇ　ここってこんな店だったの？

今まで夜中に通りかかると、静かな店という印象で、客が少なくて潰れやしないかと。潰れる前に飲んでみたいと。そう思っていたのにな。
ガラス越しに店内をのぞくと、どうも大人数のグループが来ているらしく、ずいぶんにぎやか。
せっかくタイミングは良かったのだが、カラオケやってる店には入りたくない。

そうそう気に入るような飲み屋ってないね。

諦めて自宅で飲んださ。かなり。