疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

岩牡蠣

2004年07月04日 | 酒蔵
夏場に生牡蠣が食べられるという事を知ったのは、つい最近6月29日のS亭で。
牡蠣は冬が旬で、夏はスーパーに行ったって牡蠣なんて売っていないものだと思っていた。
ところがこの日S亭には堂々と牡蠣が置いてあり、お薦めは生牡蠣だという。
よく話を聞いてみると、冬に出回る真牡蠣とは少し種類が異なる岩牡蠣というもので、見かけも岩牡蠣の殻は四角っぽくて形が悪い。
岩牡蠣はこの時季が旬なのだそうだ。

私は生牡蠣よりも軽く熱を通した牡蠣が好きなのだが、この岩牡蠣は違っていた。肉厚でプリっとした身はまるでミルクのようで、牡蠣独特のクセが全くない。生でオッケーオッケー。
こんな牡蠣を知ってしまうと、もう普通の牡蠣はダメかも。

29日に飲んだ焼酎は「山ねこ」「旭萬年白」「月の中」の3種類。

で、この話がどこへつながるかというと、昨日の7月3日(土)鮮魚店へヌタの材料を買いに行ったら、その岩牡蠣があったのさ。速攻買いでしたよ。
ヌタの材料はツブ貝とムキエビ。他に小ぶりの活ズワイが安かったのでそれも買い、と。
昨日の夕食のおかずは酒肴が並んだようでしたが、岩牡蠣はやっぱりうまかった。
レモンは使わず、ポン酢で食べたのだけれど、家族も感心してました。身の厚さもさることながら、やはりクセがなくミルクのような濃厚な味わいは今まで食べた牡蠣とはまるで違うと。
まあ、値段は冬場の真牡蠣の倍するけれど、その価値は十分ありますね。

つい「富乃宝山」が進んでしまいました。