疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

通勤電車じゃないけれど

2004年07月07日 | 通勤電車の車窓から
昨日打ち合わせのために地下鉄で移動してたときのこと。
同じプロジェクトチームの人と二人、乗った電車のドア前でヨタ話をしていたら、かわいい小学生の女の子が我々の前に来てなんとかかんとか言った。
その都内私立小学校の制服を着た女の子が、始めは何を言ったのか分からなかったけれど、どうやら席を譲ろうとしている事が分かった。
席を譲られるといっても、もとから席はいくつも空いていて、短時間の乗車では席に座る習慣がないだけのこと。
自分が席を譲ることはたまにあっても、譲られるのは初めての事なので、予想もしなかった女の子の言葉がなかなか理解できなかったんだな。
これに対して、いいんだよすぐ降りるんだから。などとこれまた決まりきった返事をしたりして。

私らは40代前半のりっぱな中年のおっさんではあるが、爺さんまではまだ日数があると思っているのに。
ショックを隠しきれず笑っているしかない私らを尻目に、そのかわいい顔立ちの女の子は、同じ車両にいたベビーカーの赤ん坊をのぞきに行ってしまった。

その女の子は小学2,3年くらいなんだけど、おしゃまというか、世話焼きのタイプなのか赤ん坊の母親にいろいろと話しかけていた。聞こえてきた内容がまたまたスルドク、その母親も電車内の会話としては赤面していた様子。
「赤ちゃん産むとき痛くなかったですか?」
一度は「すごく痛いわよー」と言ったものの、はたと思い直したように「でもそれほどでもなかったかな」なんて言い直してましたが、そんな会話は周囲が気になるらしく、すごく恥ずかしそうでした。
ちなみにベビーカーの母親も若くてきれいな人でした。