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酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

毎年恒例おやじキャンプ2015

2015年07月14日 | アウトドア
7月11日(土)恒例のキャンプを恒例の鬼怒川で高齢のおっさん達とやってきた。
まあ50代中盤の3名だ。

梅雨が明けず、また今年も雨が降る中でキャンプかとテンションが上がらない日々を過ごしていたが、当日はど快晴。
キャンプに向かう車の中でのテンション値は高いまま推移し、後部座席では昼前からビールの乾杯が始まる。

この時期のキャンプ場は、夏休み前ということもありガラガラ。
天気によっては他の客が一組もいない日もあるが、今年は他に4組ほどの家族連れが来ていた。
天気予報が晴れに変わって、急きょ予約して来たという家族もいた。
そんな家族連ればかり中、おやじだけのグループというのはもちろん我々だけ。

隣接の温泉は鉄分を多く含む茶褐色の源泉掛け流し。かなり熱い湯で、温泉から出た後もしばらく汗が引かない。
高原の涼やかな風は、ともすると汗でべとつく肌をさらさらのまま保ってくれる。
日差しを遮るタープの下で、キャンバス地のチェアーに座ると心地よさで気を失いかける。

料理は、焼き椎茸、イワシのたたき、イカ刺し、ホヤ刺し、宇都宮餃子、焼売から始まり
イカお造りで出たゲソをわたでごろ焼き、トウモロコシを葉が付いたままコンロに乗せて蒸し焼き。
少し酔いが回ったところで和牛の焼肉とステーキをわさび醤油で。これが激ウマ。
本当は殻付き牡蠣やホタテなんぞが欲しいところだったけど、この日のスーパーはめぼしい魚介類はなかったよ。

この日関東地方では真夏日を記録していたけど、標高700mの高地は寒かった。
自分は長ズボンにパーカーを着込んだが、Fさんなんかはダウンベストにジャケットを着込んでいる。
締めは素麺を用意していたが、寒さと満腹のため、カクテキで残った焼酎を飲んで散会。時刻は23時を回っている。
ちなみにこの日飲んだ焼酎は「萬膳」と「熟柿」
「萬膳」は黒麹独特のどっしりした味わい。それに対して「熟柿」は軽やかな飲み口で、口に含むとほのかに甘い香り。

翌日は鳥の鳴き声を聞きながら6時頃に起床。
朝食はうどん。
晴れているとテントがすっかり乾いていて撤収も楽。

キャンプ場を出てさらに山の奥へ行って別の温泉へ。
こちらも源泉掛け流しだが、色は透明、アルカリ質で肌にヌルヌルする。
露天風呂もある。

帰りは毎回決まった蕎麦屋でお昼にするのだが、人気店のため年を追うごとに待ち時間が長くなる。
ここ何年かは1時間待ちは当たり前。2時間近く待ったときもあった。
行ってみると既に車が駐車場から溢れ、道路の路肩に何台も止まっている。
待ちリストを見ると14組が外や車の中で待っている状況。経験上1時間以上は待つ。
時刻は既に13時。今回初めて見送ったよ。

昼食は佐野SAで佐野ラーメン。
その後、羽生PAへも寄り、噂の鬼平犯科帳とコラボした店を見てきた。
かつての羽生PAの閑散としたイメージはなく大盛況。小規模なのでPA全体が鬼平犯科帳。軽く寄るにはちょうど良い。
名物という鯛焼き型のお好み焼きは美味かった。220円。

翌日気付いたが、一カ所も虫に刺されなかったのはキャンプ初。