疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

ヒューゴの不思議な発明

2012年03月06日 | 映画・DVD
とにかく3Dが凄かった。座席の位置のせいもあったのかな、オープニングなんて、3D酔いするんじゃないかと思ったわ。
今まで観た3D映画の中では、飛び出し感や奥行き感がずば抜けてると感じた。

ママ・ジョルジュ役の女優さん、映画でよく見るんだけど、何の映画だったか分からない。
後で調べたら、ハリーポッターでマルフォイのお母さん役という事が分かった。
どうりでよく見るわけだ。

主役の子供が駅の中にある時計小屋に一人で住んでるとという、大人の常識では考えられない基本設定。
子供が楽しめる映画かと思って観たら、そうじゃない。
謎の機械人形をようやく完成させ、機械人形によって描かれた絵にはどんな秘密が隠されているのか。
それが一つの見所のハズなんだけど、出てきたのは大人の事情と古臭い黎明期の映画の映像。
一部の映画マニアにしてみれば、メリエスの作品がいくつも出てきて興味深いかも知れないけれど、私にしてみれば3D映像の凄さ以外は凡作かな。
大昔の味わいのある、特撮の基礎となった映画には感心させられたけど、それは別。

鉄道公安員役、役回りとしては悪役なんだけど、脇役として味のあるよい演技してたよ。