疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

明るい農村

2005年12月13日 | 酒蔵
という焼酎がある。
ときどき行く近くの酒屋へ焼酎を買いにいったら、なかなか甘みがあってまろやかなんだけど、そのくせガツンとくるうまい焼酎がある、と勧められたのが「明るい農村」という変わった名前の芋焼酎。

さらにちょうど新酒が出たばっかりで、香りもいいよ、というが、新酒の一升瓶は売れてしまって、前の物しかない。
試飲させてもらうと、なんとなくいい感じなので、一升瓶を買ってしまった。2500円。

でも大体こんなネーミングの酒ってあるのかい!とそっちの方が気になって買ってしまったようなものだ。
酒は蔵元の名前とか人名なんかはよく目にするけれど、「明るい農村」ってナニ!と違和感というか馴染みのなさを感じてしまう。


蛇足ですが.....
芋焼酎はほとんどが九州で造られているだけあって、日本酒にありがちな「雪」という字がつくものは見たことがない。
それで人名となると日本酒は「~正宗」というのをけっこう目にするが、焼酎で「~正宗」は見たことがない。
日本酒でいう「越乃~」というのが焼酎でいう「さつま~」なんだろうな~と思う。


閑話休題、「明るい農村」だが、まずくはない良い焼酎だけれど、特別うまいという程のものではない。
ただし焼酎は開栓後一週間くらい経ってから味が化けるやつがたまにあって、「明るい農村」はその化けるタイプの焼酎ではないかと密かに期待している。