「？ないな」

最近になって初めて「川越」を飲んだ池袋のＤには、その後ちょくちょく行くようになった。
今までだいぶいろんな焼酎を飲んできて、かなり知ってるつもりになっているけど、焼酎は銘柄が多いというのを実感している。

Ｄは焼酎の種類と在庫が多く、これは美味いってのに毎回出くわす。
特に「赤兎馬」と「？ないな」

「赤兎馬」は特長のある香りと味だが、これが堪らない魅力になってるし、
「？ないな」はバランスがよくすっきりしていて、芋焼酎の王道を行くような飲み口だ。

外ではこんな美味い焼酎ばかり注文して飲むことができるが、家ではそううまくいかなくてさ。

先日、デパートに注文した伊佐美（抱き合わせ）セットの６本が自宅に届いた。
酒屋さんでよく見る一升瓶６本用のプラケース毎送られてきた。
抱き合わせなので、いろんな焼酎が組み合わされていて、よくコンビニなんかで見かけるラベルもあれば、お初のものもありいろいろだ。
で、一番先に無くなって欲しいな、ってのを勘で選び封を開けるとまさにその通り。
味はそう悪くはないものの、香りというか匂いが米麹そのもの。
芋焼酎は臭いという昔のイメージのまんまの焼酎だった。弁護するけど味は悪くない。
でも早く飲んでしまって次を開けたくなる焼酎だ。

外でかなり美味い焼酎ばっかり飲んでいるので、そのギャップが辛い。