疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

秋の気配

2004年08月26日 | 雑記
昨日に引き続き秋の話題。
オフコースの曲に「秋の気配」というのがありますが、本件全く関係ありません。

今週は天気がパッとせず、先週ほどに気温が上がらないため秋を感じさせるものがあるけれど、来週には再び暑さがぶり返すんだろうな。
そんな中、確実に秋が始まっている証拠を見てしまった。
今朝の通勤電車の窓から垣間見た田んぼが一部既に刈取られていた。
ついに稲刈りが始まる時季なんだと秋を実感してしまいました。
冷夏だった去年とは違い、稲の実入りは良いのだろう。

昨日に続いてしつこく秋の味覚について
昨年の秋、いつものようにデパ地下の鮮魚売り場へ行く途中、青果売り場の前を通ったら松茸の隣に「あけび」が並べてあった。
子供の頃食べたあけびが懐かしく、ふと足を止め価格を見たらとても買う気にならない高価なものだった。松茸の隣に置いてあるのもうなずける。
確か、大きいサイズのあけび6個入りで、木箱に入った大きめの松茸と同じくらいの値段だったと記憶している。

田舎育ちの私が子供の頃は、親戚や近所の人からのおすそわけであけびをちょくちょくもらって食べていた。
当時の食べ方は種の部分だけをつるりと飲み込み、大抵皮は捨てていた。
まれに皮が味噌炒めや漬け物として食卓に上ることはあったものの、皮は食材としての認識はあまりなかった。
ところがですよ、あけびの皮は季節の高級食材として、料亭なんかでも天ぷらで供されると聞いた。逆にあの甘い種は食べないとも聞いた。
田舎の実家では、いまでもあけびの皮は捨ててると思う。

実はあけびを食べたことがない子供達のために、ネット販売であけびを予約注文してしまった。皮は当然食べますよ。
今年は天候が順調なおかげなのか、まだ実っていない予約注文だからなのか昨年のネットショップ価格よりは安めです。

よもやあけびごときに高いお金を払うようになるとは、昔は思いもしなかったことだ。