Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

音楽の聴き方が変わって来た

2016年05月20日 | ピュアオーディオ
以前はCDオンリーだったし、「音質アップ」対策や機器の活性化を急ぎたかったので、ルクライニングシートに腰かけて、「正面から聴く」様なスタイルで10年以上やって来た。音楽部屋に来てからも3年間ほどは同じスタイルだった。

それが今年3月迄にアキュフェーズのT-1000やMD機・DAT機を購入し、ソフト類も買い揃えて十分なソフト量になって来た。更にFMエアーチェックでMDソフトはまだまだ増えつつある。

以前は音楽を聴いているかウォーキングをしているかの様な2極化した生活だったが、最近はカメラの持ち出し回数が増えて、毎日持ち出して花の写真や風景を撮っている。当然「カメラ遊び」の時間が増えている。CDを聴く回数がめっきり減った様に感じる。

先日、録音しながらリクライニングシートに腰かけて聴いていたら、曲の交代の処でそのまま眠ってしまい、録音が失敗してしまったりした。眠っていたのはわずか10分程だったと思うが。肝心な処で「眠り」については録音はうまくいかない。(余分なナレーションが入ってしまったり、番組が変わってしまう)この為、録音中はリクライニングシートに腰かけない様にしている。

最近は欲しいモノが無い

2016年05月19日 | ピュアオーディオ
オーディオに関して云えば「最近は欲しいモノが無い」と云う状態。これではモチベーションが上がりませんね。SPシステムにはほぼ満足している。アンプ類にも交換の必要性を感じない。ソース機器の場合は、持ち過ぎた機器達の処分とMD機のみは「安心して使える1台」の確保が終わっていない。

そろそろ不用品の処分に入りたい。D208システムを作る時に集めた高域ユニットやホーンユニット、ネットワーク類、使わないSPやケーブル類、ラダー型のボリューム等々、色々なパーツが眠っている。MD機やオープンリール機も有る。おまけにレンズを取るためにカメラごと購入したので、フィイルムカメラも8台ほど転がっている。

次の展開を始める前に、「不用品」を処分して、スペースの確保と整理整頓をして置きたい。そろそろ次の音質アップ作戦を実行に移していきたいと考えている。

録音もだいぶ慣れて来た

2016年05月18日 | ピュアオーディオ
最近はカメラやレンズの方に気が行ってオーディオは「録音」しているぐらいである。オーディオの趣味としては「平穏」な日々なのかもしれない。新たに欲しい機器はオーディオにはなく、カメラやレンズの方に向いている。またNIKONの一桁機を買いたいと思っている。(手持ちのD2Xsも10年前の機器である)そろそろもう少し新しい機器にして行きたい。

オーディオはアキュフェーズの比較的新しいチューナーを購入して、ようやく2か月になろうとしている。もう1ヶ月くらいしないと本領発揮にはならないだろう。毎日朝来たら電源のSWを入れて、FM放送を流しっ放しにしている。これはこれで「過不足」の無い状態である。過去10年以上「音質アップ」の確認と機器を「本領発揮」させる為にCDばかり聴いてきた。「音楽」を聴く趣味としては視野が狭くなっていたようにも感じる。

いつも「音楽と向き合って」ばかり聴いていたのでは疲れて来る。現在はその反動なのかも知れない。しばらくはのんびりとして見るのも良いと思っている。本当に「音楽が聴きたい」と思える様になるまで待とうと思っている。その間は「機器のお守」をしながら「・・・ながら聴き」の生活でも良いと思っている。

MDも録音済のモノが300枚を超えて来た。現在は録音する事に専念して「聴き返す」事は二の次にしている。録音する時だけでもしっかりと音楽を聴いてはいる。

最近は「マニュアルレンズ」に凝っている

2016年05月17日 | 写真・カメラ・林道ツーリング
3月に富士フィイルム製のX-PRO1と云うカメラを買ってから、レンズアダプターを使って、「マニュアルレンズ」を使った撮影を毎日楽しんでいる。現在手持ちのマニュアルレンズはNIKONが10本、MINOLTAが13本、KONICAが10本と30本を超えてしまい、X-PRO1用に追加した防湿庫も満杯になって来た。



4月からMINOLTAとKONICAのレンズを集め始めたが、どちらも一通りの画角を揃えてしまった。写真はKONICAのレンズ群とフィルムカメラFTA。これで当分は遊びには困らないだろう。

デジタル一眼レフもNIKON D2XsとD300、D90と3セット有り、どのカメラもオーディオ機器同様「お守」をしながら撮影を楽しんでいる。D300を持っているからD2Xsは要らないかと云うとそうではない。スペックはほぼ一緒だがスペックに現れない「機械としての作り」はD2Xs(プロ用1桁機)に到底及ばない。その辺は「カメラ」としての機能とは関係ない処が魅力でもある。特に「シャッター音」。キレの良いシャッター音は写真とは関係ない処だが、フォーカスの精度等とも相まって2桁機や3桁機とがグレードが違うと感じる。非常に重いけど使っていて楽しいのはD2Xsである。もう10年前のカメラであるが、アマチュアの私には十分な機能だと思っている。



フジフィルムX-PRO1は元々「マニュアルレンズ」を使う為に購入した。本来はOVFで使いたかったが作りがOVFに対応していないので、EVFで何とか使える様にと練習している。初めはなかなかピント合わせが難しかったが「馴れ」て来て、少しづつピント精度が上がっている。「写真を撮る事」についてはNIKONの一眼レフの方がイージーで素早く写真が撮れ楽である。しかし、フィイルム時代のカメラの経験を持っているので、「撮る楽しさ」が「マニュアルレンズ」に有る。自分で絞りや露出を合わせて、ピントを合わせる・・・この一連の作業が楽しいのである。また「ピントが有っているか判らない」処がフィイルム時代の「現像して見るまで分からない」と同じ魅力に繋がる。実際にピントが有っているか自信のないモノが、意外と合っていたりしていたらうれしいモノである。

昨夜は自宅システムで音楽会

2016年05月16日 | ピュアオーディオ
昨日の朝から奥さんが友達と四国遍路の旅に出ているので一人で留守番でした。これ幸いと昨夜は自宅で「音楽会」をして楽しんでいました。日曜日のPM9時からはNHK第二放送でクラシック音楽の放送をやっています。昨夜はパーボ・ヤルヴィ指揮の演奏が放送されていました。

自宅システムでソースは3系統。①アナログプレーヤー ②CD ③TVとなっています。TVの出力をシステムに取り出していますので、TVの放送をステレオで楽しめます。昨夜は「シューマン/ピアノ協奏曲イ短調」と「リヒャルト・シュトラウス/ツァラトゥストラはこう語った」でした。

シューマンのピアノ協奏曲のピアノは「カティア・ブニアティシヴィリ」さんでした。美人で熟成した女性と感じました。この曲は若い頃から好きで「耳タコ」ぐらい聴き馴染んでいます。彼女の演奏は非常に新鮮に感じられました。今までこのシューマンのP協は、リパッティ、ルプー等色々なピアニストの演奏を聴いて来ましたが、時代と共に新たな名演奏が生まれていますね。

そして次の「ツァラトゥストラ」はカラヤン盤(直輸入品LP)を長らく聴いて来ましたが、ただあまり聴く頻度は高くなく久し振りに聴きました。冒頭のファンファーレは何時聴いても素晴らしいですね。オリンパスシステムで聴ければまた違った印象になるのかも知れません。D130ではオルガンのペダル音の再現は難しいですから・・・。ヤルヴィさんの演奏は勢いが有りますね。最近FMでもヤルヴィさんの演奏を良く聴きます。今売れっ子の演奏家ですね。

久しぶりにアナログレコード

2016年05月15日 | ピュアオーディオ
今日は自治会の行事で「溝掃除」の為に午前中は自宅で過ごしています。溝掃除事体は1時間ほどで完了し、後は隣組の懇親会みたいなものです。隣組で集まるのも年に数回程度しかありません。それも10時までには終わりましたので、何か中途半端な時間です。そこで久しぶりに「アナログプレーヤー」を回してやる事にしました。



ここ10年余り「アナログプレーヤー」は時々しか掛けません。以前は3大ホーンシステムにそれぞれ1台づつ揃えていましたが、鳴らしてやることが出来ないので、現在は自宅のシステムだけに1台残しています。35年前に新品で購入したマイクロ精器のBL-101L+SME#3012R+オルトフォンSPU Referenceの仕様です。

使わなくなったとは言え、「音質対策」は出来るだけの事はしています。

1)サブターンテーブルの追加・・・回転質量を上げる・テーパーによる密着度アップ対策・・・横浜31Yさんの金属シート
2)リンホフ工房製ターンテーブルシート(ウール材で振動吸収)
3)アントレー製セラミックレコードスタビライザー
4)特製フォノケーブル
5)プリアンプ内蔵型パートリッジ昇圧トランス

等と結構な投資をしています。



先日からターンテーブルを回転させて馴らしていましたので、今朝はいきなり安定回転してくれていました。もう35年前の製品ですが「故障知らず」です。



ポリーニ/ベーム:ウィーンフィルの組み合わせで「モーツァルト/ピアノ協奏曲23番」をかけています。軽やかなタッチのピアノとウィーフィルの音色が合いますね。特にこの23番はモーツアルトのP協の中でも特に好きな曲です。特製フォノケーブルのおかげでノイズは一切なく、非常にヌケの良い太い音がします。



LPも1000枚ほど所有していますので本当は鳴らしてやりたいのですが、日常は「音楽部屋」のオリンパスシステムを聴いていますので、自宅に帰ってからも音楽を聴きたい気分にはなかなかなれません。今回を契機に少しづつアナログLPを聴く頻度を上げてやりたいと考えてます。

今しなければいけない事

2016年05月14日 | ピュアオーディオ
音質アップも部屋を何とかしてSPが動かせる様にしないと触れない。録音は今まで通りやれば、ソースがどんどん増えてしっかりした蓄えになる。これからもMDディスの在庫が有る限り録音して行く・・・。

しかし今しなければいけない事は「不用品」の判定と処分だろう。何時までも「お守」は出来ない。MDデッキ・DATデッキ・オープンリール・・・と不用品が沢山眠っている。本当に必要な機器ばかりではない。今まで先延ばしにして来たけれどここらで一度整理しておく必要が有る。そうしなければ次の機器を入れられない。

毎日「お守」の為に20個以上の電源SWを入れ、ソフトを入れ回してやるのも疲れて来た。疲れる様では「本末転倒」で有る。処が、半年近くもお守してくるとその機器の癖みたいなものも判って来て愛着が湧いてくるのです。嫌な側面が気にかかる機器は直ぐに処分できますが、良い側面を持っている機器は愛着が出るとなかなか踏ん切りがつきません。「鶏肋」かな?

メインシステムの音質アップをしたいが・・・

2016年05月13日 | ピュアオーディオ
まだまだメインシステムの音質アップをしたいが、SPやアンプラックが動かせないと手の出しようがない。今年の目標は「部屋への対策」と思っている。もっと広い空間で使える様にしたいが、おいそれと手を出せない。今しばらくは、部屋への対策・SPケーブルへの対策等出来る処を少しづつやって行くしかない。

現在は「写真」の方がメインになりつつある。マニュアルレンズの収集も30個を超えてしまった。NIKON・MINOLTA・KONICAのレンズをそれぞれ10本以上集めて各々一揃い出来てしまった。(この1か月で20本近く集めた)現在はこの集めたマニュアルレンズをとっかえひっかえしながら「写り」を楽しんでいる。その為に3年前からチェリーセージの花園を作って来た。ようやく3年目にして満足の行く「花園」が出来て来た。何事も直ぐには完成しない。

これから暑くなってくるので、しばらくは「暑さとの闘い」になって来るだろう。サブシステムが良い音色で鳴っているので今年は楽しくなりそうだ。このブログを書いている最中もサブシステムでFMのJAZZ放送を流している。なかなか乗りの良い音がする。

録音したMDを聴く時間が無い

2016年05月12日 | ピュアオーディオ


毎日「クラシックカフェ」を録音している。その2時間は何処にも行けず曲を聞き流している。現在の処「録音だけする」状態で、録音済のMDはコンパクトケースの中に6ケース眠っている。なかなか取り出して聴けないでいる。それは時間が無いから・・・。

午前中に3時間、午後から2時間以上録音をしている日も有る。FMから流れる「好みとは違う曲」や「知らない曲」も録音している。取りあえず「録音して置こう」と云った具合だ。手持ちのMDに全て録音をし終わってからゆっくり楽しめば良いぐらいの気持ちです。

先日「プロコフィエフ」の特集みたいに彼の曲が多い日が有ったが、「キージェ中尉」の音楽は素晴らしい演奏が聴けた。コダーイやプーランク、シェーンベルク等「前衛音楽」(現代に近い作曲家達)は「不協和音」や「メロディ」の無い音楽が多いかと思っていたら認識が違った。彼らも初期は「模倣」から始めている。ドイツロマン派の様な流麗な音楽が有る。これは自分にとって新発見で有る。

まだまだ聴いた事のない作曲家や曲が沢山有る。「良い曲を知る」きっかけにFM放送はなっている。クラシックを聴き疲れた時はブルーノートのJAZZをかけている。

後何年音楽を楽しめるだろうか?

2016年05月11日 | ピュアオーディオ
30代や40代には考えもしなかった「死」を云うモノを60才を越えてから意識するようになった。同窓会に出席すると「物故者」が数名出て来る。特に仲の良かった幼馴染が居なくなったのを聞くと良い気持ちはしない。

某オクを見ていると、個人の遺品整理で昔手の届かなかったSP等が「投げ売り」見たいに出品されている。趣味の道具は本人だけしか理解できない処も有り、同じ趣味を持たない家族からは「ゴミ扱い」されている事も有る様だ。ちょっと悲しくなる。実際自分の家族でも、「お父さんが亡くなったら直ぐに処分する」と娘から言われている。あまり良い気持ちはしない。せめて、大事にしていたシステムは家族に使ってもらいたいと思っている。幸いな事に息子が同じ趣味をやっているので(そう仕向けた)すべやろうと思っている。

60才を過ぎると今まで感じなかった体力の衰えや気力の衰え、体調の変化等を感じるようになる。会社員の様に毎日規則正しく出勤や仕事をしていれば、少なくとも体力や頭を使う事も多いと思うが、定年リタイア組に入ると自分でやる事を探さないといけない。

まだまだやりたい事が沢山有って、一日が24時間では足りない状態だが、「雨」が2~3日も続くとちょっと困ってしまう。音楽を聴く分には何不自由はないのだが、身体が2時間くらいしか持たない。運動して身体を使い筋肉をほぐし、おなかを減らさないと一日が辛く感じる。

「定年リタイア」してから何年音楽を楽しめるだろうか?先の事は判らないが、出来るだけ健康で元気な姿で楽しみたいと思っている。日々節制が必要だと思っている。