Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

演奏者も新しい表現方法を模索している

2015年07月18日 | ピュアオーディオ
昨日比較試聴に疲れて何気なくFM放送に入れて見たら、モーツァルトの40番が流れていた。PM:5時20分

「交響曲 第40番 ト短調 K.550」  モーツァルト作曲
                      (34分32秒)
       (管弦楽)ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
             (指揮)ニコラウス・アーノンクール
            <SONY SICC30170-1>

ワルターやベーム、カラヤン、バーンスタイン等の演奏とはまったく違った解釈で、「ザックリ」した演奏でした。最近の録音らしく弦楽器の質感等録音は良い状態だ。しかし、こう云った解釈の演奏も有るのか?・・・と感じた。「良いか悪いか」では無く「好きか嫌いか」になる。時々こう云った「ザックリ」とした演奏を耳にする事が有る。他にも今までの解釈の延長の演奏では無い演奏も聴いて来たが、好きな場合も有れば嫌な場合も有る。でも勇気の有る方だ。

カルミニョーラのビバルディ「四季」も従来の演奏の延長ではないが非常に好ましく感じる。演奏者たちも従来の延長では無く、新しい演奏を求めて開拓しているのかも知れない。