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Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

システム作りは60歳までに・・・

2016年08月08日 | ピュアオーディオ
20歳ぐらいに夢見ていた「仕事を引退したらオーディオ三昧な生活」を実現して日々音楽三昧をしています。40歳代までは、システムを完成させる事にそんなに焦らなかったが、50歳代には結構焦りを感じた。60歳までにシステムを完成させる(希望の音質・グレードを確保)事を目標に置いていたからだ。

スーナーケーブルに出会って、ケーブル類を自作する様になり、電源ケーブル・ラインケーブル・SPケーブルぐらい作れれば良いぐらいに考えていたが、実際にはSP箱内配線、アンプ内配線、ヒューズの選択等、尽きる事のない命題に突き当たってしまった。

またSPシステムもゼロから見直しを余儀なくされ、若い頃憧れていたオリンパスやSP-707Jを導入、更に古い(おそらく100年前くらい)RCAのオリジナルWフロントロード箱を手に入れ、ユニット探しから始めた。ユニットもシリアル番号をより若いモノに変えて行ったら、最初期型が一番音が良い事に気付いた。片手間の趣味ではやれない処まで追求できたと思っている。38㎝ウーハークラスになると10Kg/個以上になる場合も有るので一人では手出しが出来ない。それを考えると自分は非常に恵まれていたと感じる。

SPやアンプ類も大型になると一人では触る事も動かす事も出来ない場合がある。現実一人ではオリンパスシステムのウーハーの取り外し・取り付けは不可能。無理してやれば箱やユニットが傷だらけになってしまう。出来るだけ綺麗な状態で使いたいものです。

最近は10Kg/個ぐらいのアンプやSPにしたいと思っているが、SPだけは30Kgぐらいまで広げないと難しいかも知れない。サウンドには「物性の音」と云うモノが有る。サイズと重量、作りと強度の関係がそのまま音に出て来るからだ。

もうシステムは出来上がっているのでこれからは「音楽三昧」で済むはずであるが、なかなかそうは問屋が下さない。「音質追求・音質アップ」は一生かけて続いているテーマだと思う。まだまだこれからも試行錯誤をする事だろう。