Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

新電源プラグの威力

2008年05月17日 | ピュアオーディオ

最近、自宅のシステムについて「取り付かれた様に」色々なことをやってきましたが、今日電源ケーブルのプラグを交換してその理由が判りました。

事務所のオリンパスシステムを聴いてから自宅のシステムを聴くと1段も2段も「再生音のグレードが低かった」のですね。知らず知らずのうちに「自宅の音質」を何とかしなければと躍起になっていたようです。

今回電源プラグを交換して「同格」のサウンドが出てきたようです。ネットワーク方式でこれはすごいことです。何が変わったかと言いますと「ステージ」が眼前に出来ましたね。周波数レンジもダイナミックレンジも大きくなり、前後の感覚(奥行きや飛び出し感)も深くなり、SP間の音の密度が大幅にアップしています。奏者の配置やピアニストの指の動きが見えるようです。

音のキレやヌケが抜群に良くなりスピード感が増しているため情報量が更に多く、今まで主旋律主体でしか聴こえてなかったんだと思いました。副旋律がメロディとしてはっきり聴き取れます。

1セット 5万円で25万円の出費でしたが、システムの何処かを100万円以上の出費をして交換した成果よりもっと良くなったという実感です。

自宅のシステムは管球アンプを使っていますが「透明感」が素晴らしいのが特徴でしたが、今回更に「密度」と「キレ・ヌケ」を手に入れ、更に「余韻」の美しさも倍化しています。

もうしばらくはこのままで手を入れる必要がないくらいの満足感です。オリンパスシステムとも違う質感で「ステージ」を手に入れました。


新しい電源プラグ

2008年05月17日 | ピュアオーディオ

Fi501 待ちに待った電源プラグがやってきました。エソテリックの最高級電源プラグと同格のプラグのようです。仕上げもデザインもそっくりです。実物を持ってみると「ズッシリ」と重いです。さすがに仕上げも最高級仕様です。モノとしての品位が今までの物とまったく違います。「美しい」と表現してもいいとおもいます。今回は自宅のシステムの分だけ5セットを注文しました。

とりあえず交換を完了した分から事務所のアルテック614箱SPで試聴をしていきます。

Fi504 まず、CDPのSD-9500の電源を交換しましたら「格が違うね」の印象です。音のキレ・ヌケが格段にまして、情報量も増えています。余韻の質感が格段にいいです。中国製の球をオールドムラードの球にしたような変化です。確実に6段ほどはステップアップしています。

Fi508 次にプリアンプWE310Aアンプに接続。(SD-9500は新電源プラグのまま)

音の厚みが随分と厚くなりましたね、いっそうキレやヌケが良くなり、良くなる分が加算される感覚です。

Fi509 次にパワーアンプEL34ppステレオアンプに追加しました。今までバタ臭いなと感じていた中国製のEL34が本当にムラードの球になったような?それでいて力強さやキレも有る。余韻がより美しくなっている。これならブルックナーのシンフォニーが充分いけますね。

まだ繋いだばかりの印象なのでこれからプラグが馴染むと更にこなれてきて更なる高みを具現化してくれそうです。

ただし、これから自宅に持って返って、全ての電源ケーブルを交換しますのでどんな変化を見せてくれるでしょうか?これは楽しみです。試聴結果は追い追いとご報告いたします。じっくり馴染ませてからと考えています。