昨日ブログ記事を書いてからじっくりと自宅の「再生音」を確認してみました。オールルシファーで繋がっているユニットは#375だけです。やはりここの質感が飛びぬけていて他の低音・高音ユニットと質感やバランスが取れていないようです。当該SPの横に設置しているBC-Ⅱとバランスを比べてみると、低音・高音の張り出しが足りないのが判ります。
やはりSPユニット全てに接続するケーブルは同じでないといけません。#375のケーブルをSCS-33に戻すのが手っ取り早く簡単に音を合わせられます。しかし、現在出ている#375の「音質」には届きません。ここは何とかしてSCS-34が使えるように工夫が必要だと観念しました。
現在使っているSP箱内配線のワイヤリングを廃止して、別途新規に最短距離の配線を考えています。(余分な穴の存在が気になりますが・・・)
ここまで踏み出すともうこのSPとは一生の付き合いを覚悟しなければなりません。もっとも「サウンドに満足」するのですからこれでもいいかな?と思います。
OLDSPは箱とSPユニットの選定、ケーブルの選定、ネットワークの選定とそれぞれを最高の組み合わせで作れます。これは最新のSPでは出来ない事ですが、完成度は最新のフラッグシップレベルにも相当します。
#375をSCS-34ルシファーで接続したサウンドは「とてつもない可能性」を感じます。奥行きの表現・音数・立上がり/立下りの俊敏さ。広大なサウンドステージの創出。全てが音楽を聴く上で最上の世界を約束してくれるようです。これに低音部と高音部の質感が揃えば素晴らしいSPになってくれるだろうと期待します。
時間と暇を見つけて早いうちに対策したいと思います。
この707JSPは過去①ブルースーナー配線に換装、②SCS-33に換装、と2度も大工事をしています。今回が3度目、次が最終となるでしょうが4度目の換装となります。1セットのSPを完成させるのは並大抵の苦労では有りませんね。それも2年間のうちに4回ですから。もっともSCS-34が出来てからまだ1年なりませんからね。