Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

電源ケーブル SCE-45の活眼

2008年05月09日 | ピュアオーディオ

5月に入ってから急に事務所のオリンパスシステムのサウンドが「活き活きと弾む」様な鳴り方をしてきた。特に低音の鳴り方の変わりようにはビックリする。バスレフ方式なのでオリンパスの箱鳴りが今まで感じていたのがほとんど感じなくなっている。

一時期ピラミッドのツィーターを使っていたときの「キレと弾む音」がデッカのツィーターを使っているのに出る。何故急に良くなったんだろう???

そう云えば昨年12月10日に機器の電源を全て SCE-45(ルシファー)に交換していたのでした。着けた当事に「活眼は半年先」と云っていましたが、その半年が経っていました。やはり、機器の活眼までに半年を要したようです。

大容量のケーブルを使えば直後はバランスを壊して「良い音」には感じませんが、機器類が「活眼」してくれればもう別次元の様です。今は他の機器の鳴らし込みで忙しくてあまり構ってやれませんが、SWを入れて直ぐでも「しびれる音」を出してきます。「琴線」に触りっぱなしのサウンドです。まだまだ良くなりそうな予感がします。何処まで良くなるか「未踏」の領域を確認してみます。

音のヌケ・キレはもちろんの事、音数・スピード感・SN感が素晴らしくよくて、音の漂うような余韻も深くなっています。低音が軽やかです。

これは良いですね。自分でもこんなサウンドがオリンパスシステムから出てくるとは予想できませんでした。耳に馴染んだCDが別物みたいに「活き活き」しています。

しかし予想していたにしても長い時間が掛かっています。毎日5~6時間掛け続けて半年です。一般の家庭ではこの3倍の時間が掛かることになります。果たしてこの時間を待てるだろうか? 2~3ヶ月経ってサウンドが良くならなかったら次のアイテムの導入か、システムの見直しをしてしまうのではないだろうか?大容量と一言で片付けられる時間ではない。

「伝送容量」が少ないケーブルは直ぐに馴染み効果の判断が早いですが、「大容量」になればなるほど機器が対応できるようになる時間が掛かります。当初当社の「化け物ケーブル」も同じような判断を受け、SCR-11の評判がよくSCR-15の良さが理解しづらいようでした。でも常連さんとのコンタクトで「3ヶ月」はかかるとのお話をしてから「次元が変わるサウンド」を確認され、口コミで広がりつつあります。


自宅システム

2008年05月09日 | ピュアオーディオ

C2901 昨日プログでプリアンプの事を書きましたが、その後チョッと思いついて、CDの再生を実験してみました。

通常はA727→デジタルケーブル(特製)→SD-9500→SCX-24(ルシファー)→ST-X→SCX-24→C-290・・・のラインで聴いていますが、

実験でSD-9500→SCX-24(ルシファー)→ST-X→SCX-24→C-290・・・で聴いてみました。

そしたら何と艶やかでしっとりしています。これでしたら何とか聴けます。この「しっとり感」が欲しかったのです。

この事実からしますとやはりプリアンプC-290で情報量が「ふん詰まって」いますね。A727をトランスポートとして使いますと「情報量」が断然違います。SD-9500単体でのバランスの良い音は実は「情報量の少ない」音なんです。

ここはやはりC-290の「活眼」を待つしかないようです。C-290にしたことで一部のバランスがC40と違っていますので、#3160ネットワークの高域レベルを2db下げました。これで低音の量感が増えてバランスが取れて来ました。