火葬場について考える会学習会に参加をしました。
北区富吉を候補地として火葬場の計画が進んでいます。隣接地の皆さん方を中心に、土地購入価格が不当に高いということで住民訴訟を起こしましたが、一審は住民側敗訴。直ちに控訴が行われました。
素晴らしい学習会でした。原告の皆さんはもちろん、弁護士の先生方、ずっと応援をしておられる青山貞一先生(環境総合研究所)からのビデオメッセージなど。判決や岡山市の問題点がクリアに浮き彫りになりました。
弁護士の話を聞きながら。判決には、安定型産業廃棄物最終処分場の危険性が考慮されているとはいえません。証拠で出された梶山正三弁護士の意見書は無視されています。かなり専門的なので、私が必死に勉強したものです。証人尋問において、岡山市側は誰も本件土地を宅地利用するためにはガイドラインに沿った事前調査を行う必要があるということを知らず、また不動産鑑定士に情報提供をすることもなかったとのことです。
岡山市の施設であるにもかかわらず、町内会決議の前に、岡山市自身が住民に直接説明を行わなかったということがそもそもの問題の始まりです。私たち岡山市民の民主主義にまつわることでもあります。議会が終わったら、皆さんといっしょに現地を訪れたいです。