今日は米子市へ「戸籍・住民票の交付に係る本人通知制度」の視察にいきました。〈みどり岡山〉の会合で、岡山市・岡山県でも取り組むべきではないかとの意見があり、急遽の視察です。
「本人通知制度」は、住民票の写しや戸籍謄本などを、代理人や第三者に交付した場合に、希望する本人(事前に市町村への登録が必要)に交付したことをお知らせする制度で、米子市では昨年の11月からスタート。
身元調べなどに住民票や戸籍の不正取得が後を絶たないなか、不正請求及び不正取得の防止、不正請求の抑止を目的に、200近い全国の自治体が、この制度や類似の取り組みを行なっています。昨年末発覚した「プライム事件」。全国の探偵事務所や調査会社から依頼を受け、「プライム総合法律事務所」が不正取得した戸籍情報は少なくとも1万件に上るとされています。個人情報保護との関わりもあり、ていねいに仕組みや課題などについて教えていただきました。
身元調べは断じて行なってはいけません。米子市では、「消除された住民票・戸籍の附票、除かれた戸籍も含みます」ということで、以前に住民票と戸籍が米子市にあった私も、登録ができます。このように単独自治体で閉じる話ではなく、全県的なとりくみをしているのが、香川県と埼玉県です。
さらに調査をしていきたいと思います。
米子の名産品「白ネギ」から作られたイメージキャラクターのイラストが、写真の「歓迎」っていう字の横についています。廊下の奥のドアが議場です。全体に広々とした印象を受けました。
車窓からの大山。私の故郷の光景、こころの山です。