全国政策研究会の二日目の分科会。私は、「新型インフルエンザと危機管理」に出ました。問題提起は小児科医の黒部信一さん。病気やインフルエンザについての元根本をていねいにお話してくださいました。
病気の重症度は、病原菌やウィルスにあるのではなく、人間の側の健康状態にあり、健康状態は環境によって作られる。病気と闘うのは、個人ではなく、社会であり、医療医学はその武器の一つに過ぎない。確かに世界的に見て、新型インフルエンザで死亡したのは、貧困階層が多かったですね。
また、感染イコール発病と捉えられているが、感染しても発病しないで治ってしまう場合もあり、その前に自然免疫によって、病原体を侵入口で排除してしまう。この自然免疫を高めることが必要である。
参加されている皆さんの間では、時間少なしと、いろんな議論が交わされました。
危機管理が進んでいるけど、ウィルスを100%完全に押さえ込むことはそもそも不可能。より少なくするためには、適度で基本的な衛生意識や習慣、人間が本来もっている免疫力を高める、発症しても休息と栄養をとること、そのことを保障できる働き方や社会をつくること、…。確かに、こうしたことを基本に置くべきだと思います。
最後に、各分科会のまとめ。参加議員の皆さんの力で、現在の課題が具体的にまとめあげられていきます。それぞれが時宜にあったテーマで、これからへの力となるようで嬉しいです。それぞれの課題が、新政権のなかでどんな方向性が出されるのか。選挙戦中盤です。力を入れていかなければなりません。
夜には、松崎町内会の〈双葉おどり・夏祭り盆踊り大会〉へ。秋が感じられる心地よい夜。今年最後の夏祭りになりました。