岡山市危機管理室が市内各地で開催している「個別避難計画作成についての説明会」に参加をしました。
「個別避難計画」とは、自分一人では避難することが難しい方について、どこに、いつ、誰と、どうやって避難をするのかを、事前に考えておく計画です。
この5月に改正された災害対策基本法で、市町村の努力義務となりました。
防災活動に熱心に取り組んでこられたお2人からの話の原点は、実践の中で気づいた要配慮者の存在です。
避難所まで、歩いて避難しましょう」と言ってきたけど、西日本豪雨で、歩ける人ばかりではないことに気づいた。
一人でも多くではなく、みんな。死者・犠牲者ゼロを目指して、地域みんなで動くこと。
「個別避難計画」の必要性は長く語られていましたが、なかなか進んできませんでした。
作成に向けた、神田敬三・日本防災士会岡山県支部長 と 伊永高明・千草学区連合自主防災会会長 の深い想いにあふれたお話には、そのヒントが満載でした。
岡山市は、今年度、内閣府個別避難計画作成モデル事業に手をあげて、操南・城東台・千草の3学区で取り組まれています。
危機管理室の熱心に取り組む姿勢が伝わってくる時間でもありました。
この間、多くの地域で取り組みが始まっていると思います。より確かなものにと。
会場は、市役所に近い、新築された岡山北消防署。いい部屋がありますので、これからも生かしていきたいですね。
