自治体政策のあらゆる分野に、環境への配慮を取り入れた自治体が「環境自治体」です。昨年はじめて、環境自治体会議に参加をして、その熱意と実践に感銘を受けました。ぜひ、次年度も参加をと思っていましたので、岡山でも、いろいろと用件はありましたが、「えい」っと参加しました。 一日目に来ただけでも、参加して良かったと思いました。
今日は、基調講演&「ゼロ・ウェイスト宣言」をした徳島県上勝町、福岡県大木町、水俣市、そして、検討中の神奈川県葉山町の首長さんたちによるパネルディスカッション。皆さん、熱弁を振るわれていましたが、どの方も、単なる「ごみ問題」ではなく、人間・暮らし・地域・社会・地球のあり様というのか、短い発言のなかにも、それぞれの政治の信念というのか、哲学というのか…、を感じました。
培ってきた歴史・風土も含めて地域をよくご存知で、地域にあるもので産業を育んでいかないと、未来に向かって持続していかないと。
目標年を設定して、具体的に「ごみ」を限りなくゼロに近づけていくわけですが、それぞれに、「ごみ」のなかで、もっとも割合の高い生ゴミの再生に工夫をこらしておられました。
住民間でゴミュニケーションが進み、ごみ端会議が多くなったというのに、なるほどと。とりわけ水俣市は、水俣病という辛い歴史により住民間の対立があったなかで、嬉しいことだったそうです。
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