8月1日は〝水の日〟と知っていたわけではないけれど、8.1に、水道局に水道料金値上げを検討している話を聞きに、会派の皆さんと行きました。
有識者や市民でつくる審議会が、7月に、岡山市の水道料金が、来年度から平均で20.6%値上げするという岡山市案を承認しました。老朽化した施設の改修などのためやむをえないということです。
これから岡山市議会にこの案をもとにした条例案があがってくることになります。
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岡山市水道局は「アクアプラン2017」をもとに、今は、「岡山市水道事業総合基本計画アクションプラン後期編 (2022~26年度)」に沿って事業を進めています。
施設などの更新や耐震化はすでに計画に入っていたことです。
諸物価高騰により、アクションプラン後期編策定時の計画額850億円/10年間が1100億円になり、そこを950億円まで抑制をして、検討をしたということです。
水道料金があがるということは、私たちの暮らし全体に皺寄せがくるということと、様々な経済・生活領域でのベースでアップするということです。
施設の老朽化対応を、私たちの水道料金だけで考えるのではなく、全体の水道局予算で検討すること。また、諸物価高騰には、特別な支援をしている場合もあるので、今回もそのような視点で考えられないのか。
そして、水は私たちの暮らしに欠かせないもの。物価高騰などで生活が苦しくなっているときに値上げなの?という気持ちがまず湧きます。
なお、18年間、現行の水道料金です。
時間をとって説明をお聞きしましたが、まだまだ聞きたいことや整理が必要です。
なお、審議会では、昨年度から「財政健全化に向けた議論」として、審議されています。
◎岡山市水道局HP 「岡山市水道事業審議会資料(令和4年度以降)」
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水道料金はとりわけ暮らしと直結していますので、皆さんと考えます。
8月23日(水)15時〜17時に、「暮らしの学習会 〜 おにきさんといっしょに 〜」として、「水道料金を考える」を行います。場所は、鬼木事務所@北区野田です。
参加を希望される方は、資料の準備の都合上、私か事務所まで、出来るだけ連絡をくださいね。
【消火栓の鉄蓋が、水道局玄関ホールに展示してありました。マンホールの蓋も含めて、その図には興味津々の私。いろんな自治体にいくと、キョロキョロの視点は足元にも。】