今日は津島小学校での給食試食会でした。この4月から調理場が民営化されるということでの試食会です。こういうきめ細かな取り組みはいいことだなと思います。委託先の業者は4月2日から入り、9日の本格試行に向けて、準備と練習を重ねています。何せ800食ですので、確かにリンゴの皮を向くことだけでも大変です。
私は昨年、学校給食のことを知りたいと、津島小学校で3日間いただきました。その時の印象は好印象!、美味しい!って感じでしたが、今日は、お味も、栄養バランスもいいのですが、もう一歩幸福感がほしいなと思いました。
一つの理由に、みそ汁の器がアルマイトで、飲み口が平に折れ曲がっていて、飲みにくかったことがあります。子どもたちは慣れているのかもしれませんが、一考は必要だと思います。去年、給食をいただいたときには、その食器は出てこなかったのです。
食器のことは議会質問に取り上げたことはないのですが、担当課長とお話をしてきた経緯があります。地域の方の声、佐賀市に「食育」の視察に行ったときのテーマが食器にあったこと、また、再生陶磁器工場視察で給食用の食器が作られていることも知りました。重たくなるし、嵩張りもします。でも、安心感というか、日々心に育まれるものがあると思うのです。写真のご飯が入っているのが磁気食器です。徐々にということです。
食器のあり方については民営化とは異なることです。民営化にあたっては、岡山市職員である栄養士の役割が重要になり、軌道に乗るまで大変だと思います。津島小学校の給食は、化学調味料を使われていないので、ほっと優しくいただけます。他校はどうなのでしょうか。