鳥取県米子市であった財政基礎講座に参加しました。2日間にわたってみっちりと格闘。市民による財政白書づくりを呼びかけている、大和田一紘さん(都留文科大学)が講師です。今、大和田さんは全国各地の講師依頼でひっぱりだこのようです。
正直なところ、私はまだ財政用語には慣れませんし、数値をみてもピンと来ません。「決算カード」を使って、電卓片手に様々な作業をすることで、財政の構造や現状への理解を深めていくのです。経年的(バブル直前から、約20年)にみること、他の自治体と比較をすることで、赤字の原因やどこにメスを入れればいいのかなどの課題が浮かび上がってくるそうです。テーマごとに分析用紙をいただきましたので、資料をいただいて埋めていこうと思います。
ところで鳥取県には、県民室に草の根自治支援担当職員がいるのですね。地域にでかけ、行政に対する働きかけの手法・チェック方法、地方自治の現状などを解説・アドバイスするのだそうです。そのテーマの一つが、「市町村財政講座」(今回は、県の主催ではありません)。住民自治力を高めるこのような施策・姿勢に感嘆です。