写真は、まばらではありますが、夫が栽培している黄ニラです。小さな裏庭菜園で夫はいろいろと楽しんでいますが、こんどは黄ニラ。太陽を完全に遮断して育てています。さて、お味は?
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障害者自立支援法をめぐって、全国の14地裁で争われていた違憲訴訟は、21日の東京地裁をもってすべて和解、終結しました(岡山地裁では16日)。1月に民主党政権が支援法を撤廃して新しい福祉施策を導入することを原告らと約束したためです。障がい者や家族も加わった政府の「障がい者制度改革推進会議」での検討に期待をしています。当事者・家族の実態や声を反映することが大切です。
さて、4月19日に、子どもの就学猶予を希望しているダウン症の子どもさんを持つご両親と岡山市教育委員会との話し合いの場に同席をしました。子どもさんが、来春、小学校入学を迎えるのですが、3月生まれ。4月生まれの同級生と比べると丸一年違います。
一年、就学を猶予し、コミュニケーションがとれ、生活力があがり、周りの様子への理解も深まるなど、いろんな意味での成長を一年待った方が、子どもにとってのストレスが少なく、よりよい環境で学校に通うことができ、本人も楽しく過ごすことができるというのが、ご両親の想いでした。子どもさんのご様子、ダウン症の説明も含め、説得力がありました。
市教委が過去に就学猶予をした事例は1例です。病気の治療に専念することが必要だということです。就学については学習権の保障ということで厳格な運用がなされ、猶予を簡単には認めることができない。でも、話をしっかり聞いて、検討をしていきましょうとのことです。
義務教育期間を延長するわけではありません。学習権は実質的にはよりよく保障され、何か支障をきたすということはないと思われます。子どもにとっての最善を検討していきたいです。