9.20、「福島原発おかやま訴訟」が結審しました。
委員会が終わってから傍聴に行ったのだけど、終わっていて、報告集会から参加をしました。
やや遅くなったけど、大切なことなので、大塚愛さんのアップをシェアします。
最高裁判決に引っ張られることなく、それぞれの原告がご自身の被害体験を訴えているので、その声に真摯に向かい合ってほしいです。
◎ NHK 岡山NEWS WEB「福島第一原発事故で岡山に避難 国と東電訴えた裁判が結審」(2022.9.209
*大塚愛さんのFacebook投稿です。
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福島原発おかやま訴訟の結審が昨日ありました。
うちの子はちょうど3人とも振替休日だったので、
一緒に行こう!と友だち含め4人の子ども達と法廷へ。
最高裁の判決を受けての最後の意見陳述が
弁護団の青木弁護士から述べられました。
仮に対策を行っていても被害が防げなかったから、国の責任はないとした最高裁の判決は、明らかな誤りであり、致命的な問題として、3点挙げられました。
1つは、関係する法令の目的や趣旨など、本来最高裁でなされるべき法的な解釈を全くしていないこと。(この解釈をすれば三浦裁判官のような反対意見に至るはず)
2つ目には、津波対策は防潮堤を作る以外にも、水が入らないようにする水密化などの方法があるのに、検討対象を防潮堤のみにしていたこと。
3つ目には、防潮堤の位置について、最高裁では南東側だけ設置しても防げなかったとしているが、当然波がまわりこむ東側も想定されていたものであり、その判断はおかしい。
青木弁護士の弁論は力強く淡々と、かつとても熱意のこもったもので、胸がすく思いがしましたし、原告や傍聴の皆さんの想いと共に、裁判長に届いてほしいと思います。
判決が出されるのは、来年3月14日午後3時となります。
石田弁護団長曰く、半年も先になるが丁寧に審査しようとする姿勢の表れではないかとのこと。
穴だらけの最高裁の判決をおおいに挽回できるよう、
岡山地裁の真っ当な判断を願います。
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