同じ時間に、大塚愛さんの議会質問でした。
1.教育と福祉の連携を目指して、スクールソーシャルワーカー(SSW)事業について
2.持続可能性を目指す第三次生き活きプラン(仮称)について
とりわけSSWについては、熱心に時間をかけ心を尽くして準備をしておられたので、いい質問になるだろうと思っていました。
少しあとに大塚さんがFBアップされたものを添付します。
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議員になって3年半。
これまでもいろんな相談を受けて動いてきましたが、
この春は、深く自分の心が動く出来事がありました。
いじめや虐待、不登校など、
困難を抱える子どもたちに福祉的なアプローチで支援をする
SSW(スクールソーシャルワーカー)さん。
少し前から、SSWの制度がおかしいと友人から聞いていたのですが、
やっとそのお話をお聞きできたのは、今年の3月末。
初めて出会った6人のSSWさんに聞いたその話は、おかしいと思うことばかり。
膨大な書類、必要な支援を止めようとする方針や、
協議のできない強権的な運営、コロコロ変えられる任期、
意見を出すSSWを辞めさせるパワハラ的行為の数々。
しかも、そのお仕事は困難を抱える子ども達に直接影響のあることです。
ポチッと自分の中に深くスイッチが入ったのを感じました。
それから、何度も数十時間かけて10数人のSSWさん達のお話を聞き、
香川県など近隣県の制度を調べたりしながら、
その問題を整理し、6月議会に向けて質問を練っていきました。
SSWさんのお話を聞く度に、
なんでそんなことが起こっているのだと、自分のことのように悲しく、
腹が立ち、こんなに自分の気持ちが同化してしまうのは初めてでした。
夕方自宅に帰って、夕食の準備をしながら聴く曲は、
「悲しくてやりきれない」でした。
自分の心の動き方も稀でしたが、
今回は、必要な出会いが次々と繋がっていくような事もあり、
私は今このために働くことを与えてもらったんだなぁと思ったりしました。
ということで、ほんとに熱い想いで臨んだ先週の議会質問でしたが、
SSWの制度をこれからいろいろ見直していただけることになり、
やむなく退職された方たちにも話を聞き、理解を得るようにしたいと答弁があり、一安心。
これからも対話を続けながら、
よりよい一歩を見守っていけたらと思います。