岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

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7月3日 6月議会質問報告②「支援が必要なこどもと家族へのサポート」について

2019-07-03 | おにき日記



 私の6月議会質問報告の二つ目です。「支援が必要なこどもと家族へのサポート」について。
 支援が必要な子どもをもつ保護者から、岡山市に引っ越してきたとき、それまでの自治体と仕組みも窓口も異なるので困惑をした。別の保護者からは、子どもに支援が必要だとわかったとき、いったい何をしたらいいのか、どんな制度があるのか、何を質問すればいいのかわからず、不安だったと言われました。また保健師は、子どもが病院につながったら、そこで切れてしまった。友人たちも同じことを言っている。支援が必要な子どもを抱えて、家に閉じこもっている様子もお聞きしています。こどもコンシュルジュがいたらいいのにと。

 私は質問で、①子ども・子育て支援のわかりやすい窓口が必要、②保健師の継続的な支援、③障がい者サービスの制度はわかりにくいので、はじめて支援が必要な子どもをかかえた保護者にもわかりやすいハンドブックの作成を求めました。
 ①の窓口については、例えば「おかやま産前産後相談ステーション」の対象が1歳までなので、それを国が進めているように就学前までに広げることや、わかりやすい窓口の設置を求めました。岡山市は多くの身近な窓口と専門機関をもっているので、わかりやすく周知をしたい。はじめに相談を受けた部署が、適切に対応できるよう、寄り添った支援をしたいとのことでした。
 岡山市がこの3月にとったアンケートでは、岡山市に求める子育て支援策として、「子育ての不安などに関する相談体制」が10.9%とあります。岡山市の子どもの数からいうと、1割という数字は大きいと思います。「はじめに相談を受ける」部署までどうやってたどり着くのか。②の保健師の継続的な支援が切れた場合でも相談できるところ。わかりやすい窓口を、これからも提案をしていきます。
 ③については、岡山県が、はじめて支援制度を利用しようとするご家族にむけて、「こどもたちの育ちや自立を支援する制度について」というハンドブックを作っていて、ご家族に寄りそう視点でのわかりやすいものでした。
この岡山市版を求めましたが、現在の「障害者のしおり」を障がい児のサービスがよりわかりやすくなるように工夫をして、手渡すときにはていねいに説明をしたいとのことでした。この改善は一歩前進だと思いますが、やはり「子ども」版を作成して、皆さんに手渡してほしいです。 
 どうぞ、ご意見をお寄せくださいね。

◎ 岡山県 「こどもたちの育ちや自立を支援する制度について」
http://www.pref.okayama.jp/uploaded/attachment/252220.pdf



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