12.26、『海ゴミ問題解決をめざす高校生会議「みんなの目に映る瀬戸内の姿を共有して気づくこと」~80年先まで生きる私たちが創りたい瀬戸内海の姿と、今を生きる私たちができる海洋ゴミ対策~』に参加をし、元気をいただきました@NPO法人グリーンパートナーおかやま。
県内11校の中学・高校生の質問に、議員(国会議員、県議、岡山・倉敷市議)が超党派で応えるというものです。
拾っても拾っても減らない海ごみはどうしたら?どんな啓発や広報が+αとして必要なの?プラスチック製品へのポイ捨て禁止表示義務化をしたら?という具体的なことから。
どんな暮らしや社会が必要なのか?循環型社会のなかでのプラスチックの可能性など、サブタイトルである80年先を見据えたものまで。
:::
私には、創志学園高校の1年生の方から、この3月から岡山市で始まるプラスチック資源回収の取り組みについて。
先例の仙台市では、マヨネーズなどのチューブはしっかり中を出したら資源として回収されるのに、岡山市では可燃ゴミに。岡山市でも回収の負担を減らす取り組みができないものか。というような、タイムリーで具体的な質問でした。
プラ回収の質問があることを知った私は、慌てて、仙台市に電話。仙台市は以前から容器包装プラスチックの回収を行っていて、この5月からオモチャやバケツなどの製品プラスチックの回収をはじめたのです。
先輩格の取り組みをしている仙台市には、来年の1月に、〝みらいえ〟で勉強をしにいく予定です。
仙台市では、市民の方が努力して分別をしてくださっているので、「見える」形にして暮らしのなかに返したいと、今年度は学校の花壇のプランターを作り、活用されているとのことです。
岡山市は3月から行われる回収がスムーズに進むようまず努力をするということです。皆さんのお知恵のなかで、ステップアップをしていきたいですね。
高校生会議に先立って、日本財団海洋事業部シニアオフィサー/塩入 同さん「海洋ゴミ問題その構造と課題を知り対策を実践する」、デザイナー/白木 彩智さん「人それぞれ違うゴミをみたときの認知」を学びました。
:::
2人での写真は、グリーンパートナー代表の藤原瑠美子さんと。
若者から人生の大先輩方までが一堂に集まり、若者発信の意見や実践を真摯にうけとめ、心一つに海ごみ問題の解決をはかる。素晴らしいです。これからもご一緒したいです。
◎ NPO法人グリーンパートナーおかやま HP
◎ RSK 山陽放送「いまの私にできること」美しい瀬戸内海を残していくために 海ごみ対策について考える高校生会議【岡山】(2023.12.27)