〝チューリップの会(子どもの社会参加を考える会 in 京山)〟総会があり、アドバイザーとして参加をしました。
子どもの保護者はもちろん、アドバイザーや関係受入企業や施設の皆さんたちが、ぐるりと大きな部屋に集まっていました。
初参加の方が「こんなにすごい総会は初めて」と言われていましたが、コロナのなかでのこの一年間の活動報告は、天晴れというのか、圧巻というのか。
丁寧さ誠実さはいつも通りですが、コロナのときも、どんなときも子どもは成長します。保護者も悩んだり、喜びもあったり。
コロナのなかだからこそ、大切に紡ぎたい人と人との関わり。またストレスに向き合う工夫や知恵。お仕事体験も無理のないところで。会のメンバーに閉じることなく、地域にひらいて動いてこられました。
「地域を変えて、社会を変えていく。〝チューリップの会〟は進歩している」と言われた方がいらっしゃいましたが、まさにです。
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第16回ということで。今、小•中学生の子どもさんをもつ保護者の方はいろんなことに悩み、当時子どもさんだった皆さんは青年になって、そこで新しい課題に困ったり、しんどかったり。
そして、新しい活動が生まれます。
活動は人生とともに長く、横にも輪が広がる〝チューリップの会〟。子どもさんの成長とともに、私も育まれてきて、嬉しく、感謝ばかりです。
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京山中学校の先生が、「初めて昨年参加をして、生徒たちが中学校をでた後も安心していいんだなぁと感じた(というような)」と言われた言葉が印象深かったです。
保護者の皆さんは、「小学校•中学校で地域の子どもたちといっしょに育ったから、今も声をかけてくれる」と先生方に返していました。
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「私たちは、今のお母さんたちに〝大丈夫だよ〟と伝えることができる」、「悩みはなくなることはないけど、言い合える場がある」、「回復していける」、…。こんな保護者の皆さんも含めて、参加者全員が語るひと言ひと言の時間が宝物ですね。
書ききれませんが、これからもご一緒していきます。