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馬鹿な阿呆副ソーリの発言は、国民の生活をわかっていない現れ

2014-12-08 22:40:05 | 国際・政治
東北出身の自分にとって四国は暖かいところとのイメージがありまして、
雪が降るなんて思ってなかったんですよ。

それが、愛媛や徳島の山間部では大雪で、
交通寸断、停電、住宅地孤立といった事態になっているのですね。

他にも大雪による被害は出ているようで、
日本付近の海水温上昇の影響が冬にまで及んでいるのでしょうか。


そんな大雪にもかまっていられないかのように、
衆院選挙で政治家センセーは大わらわなのですが。

自民党の馬鹿な阿呆副ソーリは選挙遊説中にまた失敬な発言をしているようですね。

少子高齢化で社会保障費が増えている現状に関連し、

 「高齢者が悪いようなイメージをつくっている人がいっぱいいるけど、
 子どもを産まないのが問題なんだ」

と。
これ、世間一般では特に子供のない女性へのセクハラですね。

アベちゃん政権というと、口酸っぱく、女性の輝く社会を!と、
まるで今は女性が輝いていないかのようなことを言っているのですが。

子供を産みにくい社会で、小さい子供がいるまま働きにくい、
かといって働かないで済むほど生活に余裕はない、
って社会であるからこその選択でもあるのに、
社会を主導すべき政治家がまるで女性個々人に責任を帰すような発言は、
大問題だと思うのですが、なんかメディアの追求が少ないですよねえ。


続いて、

 「アベノミクスで株価も上がって円安になって景気はいい、
 景気がよくないのは経営者の能力の問題か、運がないから」

とのことなんですけど。


いや、そういうことを能力の問題にするんだったら、
今まで何十兆も何百兆も借金を積み上げてきたまんまで、
何十年も財政健全化が必要と言いながら増税だけは一生懸命で、
実際は問題先送りで財政健全化とやらは一向に解決できない、
政治家と役人のほうがよっぽど無能なんじゃないですかね。

だいたい与党は景気が良くなっていると言うんですけど?


 民間予測と再びずれ大きく 7~9月GDP下方修正

 7~9月の実質国内総生産(GDP)改定値は多くの民間調査機関が
 速報値から上方修正と予測したのに反し、わずかながら下方修正となった。
 設備投資が想定より弱かったのが主因だ。
 11月公表の速報値から2回続けて民間による予測平均を大きく下回ったことは、
 GDPの推計が難しいことだけでなく、足元の景気を映す指標としての限界も浮き彫りにした。

 「速報値とほとんど変わらないとは」。
 ニッセイ基礎研究所の斎藤太郎経済調査室長は改定値を見て驚いた。
 民間予測の平均値は前期比の年率で0.5%減と、速報値より1.1ポイントの上方修正だった。
 多くのエコノミストは7~9月の法人企業統計で設備投資が前期より増えたことで
 上方修正との見方を強めた。しかしGDP改定値の設備投資は実質の前期比で0.4%減。
 速報値より0.2ポイントの下方修正だった。

 7~9月のGDPは安倍晋三首相が来年10月に消費税率を上げるかどうかの
 判断材料にしたため、民間は予測を競った。
 11月に速報値が公表される前はすべての機関がプラス成長と見たが、
 速報値は実質の年率で前期比1.6%減の大きなマイナス成長。
 再挑戦した改定値も、QUICKの集計で下方修正を予測したのは大和総研だけだ。

 背景には設備投資と在庫の推計が難しいことがある。
 設備投資は「売る側」にあたる鉱工業品の出荷と、
 「買う側」にあたる企業の設備投資の動きから推計する。
 出荷された製品を個人向け、企業向けと分類する作業は内閣府がする。
 内閣府は法人企業統計で調査対象の企業が変わる影響をならす作業もしており、
 これらを外部からすべて再現するのは難しい。

 とはいえ、GDPは国全体の経済の動きを示すもの。
 鉱工業生産で設備投資と同じ動きをするとされる「輸送機械を除く資本財出荷」
 は7~9月に前期比0.1%増。法人企業統計では7~9月の設備投資は前期比で見ても
 前年比で見ても4~6月よりは好調だった。

 7~9月の数値も、次に10~12月のGDP速報値が公表される時から
 さかのぼって見直される。ある民間エコノミストは「結局は正解のない数値であり、
 GDPだけを見れば景気が分かるものではない」と指摘する。


ナニ? 最後の?

 「結局は正解のない数値であり、GDPだけを見れば景気が分かるものではない」

ですってよ。

んまあ、景気は回復しているとする政府への応援でもあれば、
大マスコミのお仲間の御用エコノミスト(笑)のフォローでもあるんでしょう。

そんで、またエコノミスト(笑)の予測が外れたとのことですが、
まったくエコノミスト(笑)とやらは、政府・役人と同様に、
一般庶民の生活感とか感じない、違うところで生活してらっしゃるのでしょう。

ま、そもそもは、政府や役所、大マスコミの要請通りのコメントを、
それらしい理屈をこねて説明するのがお仕事でしょうから、
その予測とやらが現実と乖離したって不思議はないのですけども。


それはいいとして、GDP速報の改定値を見るとリセッションの状況ですから、
よくもまあ景気は回復基調だとか、そんなウソがつけるなと。


 世耕官房副長官「回復基調に変わりない」 7~9月GDP巡り

 世耕弘成官房副長官は8日の記者会見で、同日発表された7~9月期の
 実質国内総生産(GDP)改定値が11月の速報値から下方修正されたことについて
 「(4月の)消費増税の駆け込み需要の反動から回復するペースが遅かった」
 と指摘した。そのうえで「緩やかな回復基調には変わりはない」と強調した。

 民主党の福山哲郎政調会長は
 「2年前、安倍首相が公約した名目3%以上の経済成長がまったく実現されていない。
 今やアベノミクスの破綻は誰の目にも明らかだ」とのコメントを発表した。


そうか、回復基調だから、景気を実感するのももうちょい先なんだ!
なんていうふうに、信用する国民は果たしているのでしょうかね。

これでも景気は緩やかな回復基調、ってのは、
いくらなんでも強弁でしかないんじゃないですかねえ。

日経平均が民主党政権時と比べて倍になったところで、
じゃあ消費状況がそんだけ活発になりました?ってハナシで。
庶民の肌感覚では目立った景況感なんてないじゃないですか。


物価も上がってるといっても、まず消費税が3%増税されてますし、
急激な円安で材料等の物価高の影響があるしで、
別に消費需要が高まって値上がりしたんじゃないですからね。

生活者の消費意欲が旺盛で値上がりしたのではなく、
むしろ消費を控えてるのに物価は値上がりという不健康なものなのです。

ただデフレ脱却、物価上昇だけを目的化して過剰な円安を容認という、
消費や景気の実態など置いてけぼりなんですよ。


まず富裕層や大企業が儲かれば、他所にも儲けが巡回していくというのですが、
ひょっとしたら馬鹿な阿呆副ソーリやアベちゃんは、
ホントにそう思ってるのかもしれませんね。

なんたって周りは経団連の大企業トップと富裕層ばかりで、
庶民とは違う世界に住んでいるのですからねえ。


でも実際は、いくら円安で材料費が上がって、
部品メーカーら中小企業が値上げを求めたら、
彼らに発注する大企業は、認めてくれてますか?

なかなかそうではないでしょう?
そう簡単に中小企業にまで恩恵は廻ってこないのですよ。


まぁそんなカンジで、政権は一般国民の生活のことなど
ナニもわかってないってのが馬鹿な阿呆副ソーリの発言からわかるのではと。


やはり選挙遊説での、民主党のエダノセンセーの

 「円安の物価高で生活が苦しくなるけどかまわない、という人は棄権して下さい」

ってな発言も如何なモノかってカンジですけどね。
投票にネガティブな方向に促すこと言ってどうするんだと。

お前が言ったところでよー!ってのもありますけど、
もっとまともな野党の幹部はいないのかよっ、っていうね。

いやはや。