「戦う組織」の作り方 (PHPビジネス新書)渡邉 美樹PHP研究所このアイテムの詳細を見る |
勝つまで戦う 渡邉美樹の超常思考 (講談社BIZ)渡邉 美樹講談社このアイテムの詳細を見る |
この人の本、結構読んでるけど、ほんと、シンプルでわかりやすいです。
どのように考えを進めて、こう考えるに至ったのかなど、凡人でもできそうな感じもしてとっても参考になります。
最近のこの二つの本の中で、『存在対効果』という新たな言葉を使っています。
「費用対効果」、と言う言葉が横行している世の中で、お金でなく、自分の存在が、どういう効果、価値を生み出しているのか。
----------------------------------------
今、この国で、何不自由なくご飯が食べられること、勉強できること、仕事に就けること・・・・そのように生きさせてもらっていることに対して、既に責任が発生しているのです。その責任を果たすために、みずからの「存在対効果」を高めようという意識を持つべきだ、というのが私の考えです。
あなたという一人の人が生きていくためには、地球上の食料や資源を日々、消費するわけです。ならば、それに見合うものを生み出していくべきだ、と言う考えです。
-----------------------------------------
自分がこの社会に存在している事の効果を、最大限に発揮したい。
どうすれば、何をすれば、自分の存在対効果を高める事ができるのだろうか。
社会の中での自分の存在対効果。
家庭の中、会社の中、組織の中、友人たちの中、など、それぞれに対しての自分の存在対効果。
自分がいること、やっていることが、周囲とか全体に対してどれだけ、どういう影響や効果を持たらしているのか。
目的を達成するために、どれだけ効果を上げられたり、結果を出したりしているのか。
あの人がいると、会議がうまく運んで、しっかりした結論がでる。
あの人が入ると、プロジェクトは活気づき、団結力が強まり、いい結果をもたらす事になる。
あの人がいる飲み会は、会話が弾んで楽しい。
あの人がいるだけで、将棋界は活性化している。(笑)
自分は何ができるのか。
自分の持ち味は何なのか。
この場で、自分が一番役に立てることは何なのか。
そういう視点を持って行動すると、結構緊張もするし、いろいろ考えるようになりますね。