即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

『存在対効果』

2009年08月14日 01時12分52秒 | 雑感
「戦う組織」の作り方 (PHPビジネス新書)
渡邉 美樹
PHP研究所

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勝つまで戦う 渡邉美樹の超常思考 (講談社BIZ)
渡邉 美樹
講談社

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この人の本、結構読んでるけど、ほんと、シンプルでわかりやすいです。
どのように考えを進めて、こう考えるに至ったのかなど、凡人でもできそうな感じもしてとっても参考になります。

最近のこの二つの本の中で、『存在対効果』という新たな言葉を使っています。

「費用対効果」、と言う言葉が横行している世の中で、お金でなく、自分の存在が、どういう効果、価値を生み出しているのか。
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今、この国で、何不自由なくご飯が食べられること、勉強できること、仕事に就けること・・・・そのように生きさせてもらっていることに対して、既に責任が発生しているのです。その責任を果たすために、みずからの「存在対効果」を高めようという意識を持つべきだ、というのが私の考えです。

あなたという一人の人が生きていくためには、地球上の食料や資源を日々、消費するわけです。ならば、それに見合うものを生み出していくべきだ、と言う考えです。
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自分がこの社会に存在している事の効果を、最大限に発揮したい。
どうすれば、何をすれば、自分の存在対効果を高める事ができるのだろうか。

社会の中での自分の存在対効果。
家庭の中、会社の中、組織の中、友人たちの中、など、それぞれに対しての自分の存在対効果。

自分がいること、やっていることが、周囲とか全体に対してどれだけ、どういう影響や効果を持たらしているのか。
目的を達成するために、どれだけ効果を上げられたり、結果を出したりしているのか。

あの人がいると、会議がうまく運んで、しっかりした結論がでる。
あの人が入ると、プロジェクトは活気づき、団結力が強まり、いい結果をもたらす事になる。
あの人がいる飲み会は、会話が弾んで楽しい。

あの人がいるだけで、将棋界は活性化している。(笑)

自分は何ができるのか。
自分の持ち味は何なのか。
この場で、自分が一番役に立てることは何なのか。

そういう視点を持って行動すると、結構緊張もするし、いろいろ考えるようになりますね。
コメント (2)
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