NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

勉強と同じくらい大切なことも個人別に!

2012年08月16日 23時00分12秒 | 当塾について
子どもたちに勉強と同じくらい大事なことがあることを
時々ですが話しています。

・あいさつをすること
・返事をすること
・はきはきと答えること
・敬語で話すこと
・わからないことも遠慮せずわからないと言うこと
・考えもしないですぐにわからない、と言わないこと

など。

個人別に指導をしていると全員には当てはまらない
その子だけの特別な個人的に話してあげたいことが
タイムリーに話せるのでいいなぁ、って思っています。

受験や学校の成績に直結はしないかもしれませんが
必ず生きていくのに必要な知恵に繋がる話です。

少しでもその生徒の人生に影響のある話ができれば
最高です!

効果のある勉強法とは・・・

2012年08月10日 23時08分33秒 | 当塾について

朝から晩までびっしり勉強漬けの合宿をしたいと
ずっと思っています。

実は昔、僕がまだサラリーマンとして勤めていた進学塾で
合宿の企画運営を1からやらせて貰ったことがあるのですが
今の当社の指導スタイルはこの合宿でやっていたものに
非常に近いものになっています。


合宿前に模試を受け、合宿後にまた模試を受ける。
その前後でなんと偏差値が10ポイントも上昇する生徒が
続出したことがあったのです。
(点数で言えば5教科合計で70~100点アップ)


今までは講師が教壇から一生懸命、授業をしていたのですが
この合宿ではほぼ授業はしませんでした。
チャレ勉(チャレンジ、勉強! の略)と言って
自分たちでやるべきものを講師と相談して決め
それを持参して、ひたすらやりまくる・・・
というのが基本的なものでした。


もちろん、わからない問題は先生が対応しています。
ですが、先生の授業はほとんどありません。
ですからボーとしていたら全く進みませんから
先に行ってしまうこともありません。
全ては自分がやるかやらないか、なのです。
(もちろん講師達が促しますが。)

そうしてへとへとになりながらも清々しく
1日14時間くらい勉強する・・・っていう未知の体験を
乗り越えて、自分を乗り越えて行く生徒を
何人も見てきました。


僕が独立するならこのやり方で行こう
この指導スタイルで行こうって自信を持って13年前に始めました。


合宿・・・・生徒や保護者の方から開催の要請があれば少し考えてみたいと思います。


自宅でもぜひやってもらいたいこと

2012年08月09日 22時28分37秒 | 学習塾
小学生(特に低学年)のお子様に国語力を付けるために
ぜひ自宅でやって貰いたいことがあります。
それは、お話の記憶です。

お母さんやお父さんが何でも良いので話すことを
子どもが覚えておくというものです。
ゲームっぽく楽しくやってもらえれば良いと思います。

子どもが集中して話を聞いたり
一度聞いたことをちゃんと理解する訓練になるので
ぜひやってみてください。

何も難しい話題でなくても

花子さんが八百屋でさんまと大根を850円で買いました。
帰りに花屋で大きな花を咲かせたひまわりを5本買って帰りました。
さて、花子さんは八百屋で何を買ったでしょうか。

みたいな単純な内容で十分です。
「会話の内容を忘れないように注意深く聞く」
このことが目的ですから、間違っても大丈夫です。


そうすることで、文章を読んだり、話を聞いたり・・・
と、いう国語力の基本の基本が形成されていきます。

日頃、お忙しくされていてなかなかお子様と
会話のできない方は週末だけでもやってみてください。


ついていけないとか、そんなのはありません!(^^)/

2012年08月08日 23時47分43秒 | 当塾について
時々、お問い合わせをいただく中で
入塾したいのだがついて行けるか心配で・・・
と、いうご質問を受けます。

当教室では、その子のペースを
大事にすることから始めますので
おそらく「ついていけない」という現象は
あり得ないと思います。

わからないまま終わらせたくないので
できるようになったのかどうか
きちんとチェックして、それがクリアーに
ならなければ何度もチャレンジしてもらいます。


ただ、そんな問題にぶつかったとき
絶対にわかるまで、自分でできるようになるまで
次のステップに進ませないと言うわけでもありません。

その子の力、ニーズ(進路など)を加味した上で
必要のない問題だと感じるものは
できなくてもOKだという見解で進めています。
もちろん、その代わりに必要な問題は妥協せずに
きちとやり切る、といったことはもっと重要視します。


ひとりひとりの個性やニーズを大事に
進めていますので、どうぞご安心ください!

思春期?

2012年08月07日 23時29分55秒 | 子ども
中学生は子どもから少し大人に変わる時期です。
この時期の子どもたちは
「外の人の目」をすごく気にするようになります。

後ろから見ていると、すごくだらしない姿勢で
肘をついて、一見ぼーーっとしているかのように見える
生徒でもよくよく見ていると
学習はきちんとやっていたりするので
見た目だけで判断して叱ったりしないようにしなくちゃ
やる気そのものをなくしてしまいかねません。


もちろん、授業を受ける態度や、言葉遣いなどは
きちんと躾けなくちゃいけませんが
年頃なだけに難しいところですね。

気分によるケースバイケースはダメ!

2012年08月06日 23時30分17秒 | 指導方法
夏休みの生活にも少し慣れてきた頃でしょうか。
今日から教室の方は講習会、第2週目に入りました。
なかなかペースが掴めずに宿題に追われている・・・
なんて子も中にはいるかもしれませんが
全ては半年後の入試に向けての特訓です!
がんばっていきましょう。



大人が子どもに対してやってはいけないこと。
それは、気分による「ケースバイケース」です。

前は良いって言ったのにどうして今回はダメなの?

といったことは、大人社会も同様ですが
信頼関係を壊しかねません。
良いものは良い。ダメなものはダメ。
そこをしっかり線引きしておきたいですね。

今日の授業中にふと、そんなことを感じました。

充実した夏休みに!

2012年08月03日 22時34分06秒 | 当塾について
夏休み講座、順調に進んでいます。
来週は安曇川中学3年生が丸々1週間職業体験です。
受験勉強の合間でたいへんだと思いますが
貴重な体験だと思いますので、がんばってください!
勉強のことは心配しないで(笑)
次週以降、大量にがんばっていきましょう~。

夏休みは学校行事や家族でお出かけ、など
なかなか過密なスケジュールになる方が多いです。

家族でのお出かけなどは特に大事なので
そちらを優先してもらえれば僕は良いと思います。
(塾の時間割変更はたいへんですが・・・苦笑)

クラブや、家族のレジャーもお子様の学習に対して
大切な栄養になります!

文武両道、楽しいことも勉強も上手にマネジメントすれば
勉強漬けよりも効果は大きいかもしれません。
かけがえのない、充実した夏休みになれば最高です!
うまく当塾を使ってください。

読む力、聞く力を育てよう

2012年08月02日 22時47分47秒 | 子ども
子どもの間にやっておきたいことは
様々な体験もそうですが、一番は
読んだり、聞いたりすればある程度頭の中に入ってくる
という何とも当たり前な能力です。

この一昔前の世代なら当たり前だったことが
今の子どもたちの能力の中でも
著しく低下してきているように感じるのです。

相手の言っている意味がわからない状態で
うまくコミュニケーションを取っていくことは
絶対にできません。不可能です。


中学生で英語や数学は80点以上で良いけれど
社会と国語が30点代・・・みたいに
極端に点差がついていたりする生徒が多いです。

社会なんて、教科書読んで覚えるだけですよね?先生!
と、よく聞きます。
(確かにまぁそれだけでもありませんがいろいろ工夫すれば
 勉強できる教科ですが・・・)
僕が子どもの頃にもよくそういう風に言われました。

ですが、その「読むだけ」「覚えるだけ」が
頭に入ってこないためにできないのです。
何度読んでも口先で棒読みしているだけで
内容が入ってこないのです。


一度、読んだり、聞いたりすれば内容がわかる・・・
この訓練をできるだけ早期にやっておきたいです。

国語の力をつける

2012年08月01日 23時55分30秒 | 指導方法
今日は講習の合間を縫って国語指導について
勉強させて貰っていました。

教える中で、国語は一番難しい教科かもしれません。
数回の指導で伸びる生徒もいればほとんど伸びない生徒もいます。

また、読解問題を解くことができるからと言って
必ずしも国語力があるわけでもありません。

文章の読解、理解する力は他の全ての教科にも必要です。
特に理科や社会は何を聞かれているのか、どう答えるのか
よく読まなければ答えようがありません。

他の教科が得意でも国語だけ点数が低いという生徒もいますから
教科としての国語とはまた別なのですね。
表現する力もまた別なのです。



一般的に言われる国語力(?)で特に大事にしたいのは

1.書いてあることを一度読めば理解できる力
2.それについてどう感じるのか、表現できる力

この2つです。

ただ、これは教わってすぐにできるようになるものではありません。
小さい頃から何度も何度も音読をし、感想を述べる
そうしていくうちに涵養されて身についていくものです。
「教わる」というよりも「訓練して身につける力」とも言えます。

少し研究していきたいと思います。