NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

誰のためにやっている?

2009年06月17日 23時55分58秒 | 子ども
日々子どもたちを見ながら
「1人1人の学習量って随分違うんだなぁ~」って
当たり前のことかもしれませんがつくづく感じます。

特に志の高い生徒は言われなくてもきちんとやっています。
家でも「勉強しなさい!」って言われることなくやっています。
まぁ、すごい量をこなしている生徒もいるのでビックリです。


逆に、やらない子は全くやりません。
やり方がわからないのもあると思いますが
やらないある生徒に本音を聞いてみたところ

「別にやらなくてもいいわぁ~」と思っちゃうそうです。
「このくらいやればもういいでしょ?」って
いう気持ちが湧くと言うので

「いいでしょ?って誰に尋ねてるの?」と
聞くと
「えっ?」とビックリした様子でその後
「先生?お母さん?えっ?誰?」
と、わからないことに照れた様子で応えてくれました。

そっかぁ~自分のために勉強しているのではないんだな、って
残念ながら感じてしまう一言でした。
その生徒は、周りから勉強しなさいと、やいやい言われるそうで
まったくその声が響いていないのもわかりました。

やらない子はよく「あの子は点数を取る気がない!」みたいなことを
言われますが実は
「誰かのために点数を取っている、取ってあげている」気持ちに
なっているのかもしれません。

だから、「このくらいでいいでしょ?」っていう
気持ちになってしまうのでしょう。

誰のために勉強していると思ってるの?
なんて愚問はタブーです。その質問自体がもう押しつけていますからね。
どうにかしてこういう子たちには気付かせてあげたいです。


★お知らせ★

今週に入ってから広告など何もしていないのですが
安曇川校へのお問い合わせが急増しております。
ありがとうございます。

週末から来週にかけて順次、体験学習および保護者の方へ
ご説明などをさせていただきます。
どうぞよろしくお願いします。

ご紹介いただきました保護者の方々
どうもありがとうございました。