NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

言語を体得すること

2016年11月22日 23時25分05秒 | 教育の話題
日本は海に囲まれた島国なので他国の文化が
あまり入ってきません。

だから、「英語や中国語が話せると世界中の人と話せるよ!」
と、言ってもピンと来ないし
「話せなくても別にいいんじゃね?」(笑)
って感じになってしまいます。


マレーシアで塾をやっている知り合いの先生がいます。
その先生と昨夜、話をしていたのですが
マレーシアにいる日本人はみんな英語や中国語はじめ、
その他の言語を体得することが必須条件になっているそうです。
というか、当然の「常識」になっているようです。

わかりやすくたとえるなら
「靴を履くようなもの」
なんだそうです。


みなさんは、外に出るためには靴を履きますよね。
あたりまえですよね。
もし、靴がなかったり小さくなったり、破れたりしたら
新しいものを買いに行きますよね。

現地の人にとって、語学を体得することは
そのくらいあたりまえのこと、なんだそうです。


本当の目的はその先にある、ってことです。
語学を体得することが目的なのではなく
体得してからが本当の「やりたいこと」への
挑戦なんだってことです。


現地にいる日本の子どもたちが
そんな感じだというから驚きです。

その先生もどうにか、この感触を日本にいる子どもたちにも
感じてもらえないものかなぁ~と仰っていました。

日本に居てはなかなか感じられないことなので
どうにか輸入できないものかと、僕も考えたいと思います。